出版社内容情報
気軽な集まりにも、特別な日にも。
気どらない、気負わない
横山タカ子さんのおもてなし料理。
長野県在住の料理研究家・横山タカ子さんのお宅には、友人や撮影スタッフなどいつも多くの人が集まります。そういうときに横山さんが出すのは、季節の野菜をふんだんに使ったシンプルな料理に信州らしい食材を組み合わせたものや、あらかじめ準備しておける肉や魚料理、得意の漬けものをアレンジした一品など。そこに、まるで“ままごと”を楽しむような気持ちで、庭の葉っぱをあしらったり、家庭菜園でとれたハーブを添えたりしています。本書の1章では、こうした気負わないふだんのおもてなし料理と、ちょっとしたひと手間でもてなしの心を伝えるヒントをたっぷりご紹介します。
2章では、特別な日を祝うごちそう料理を紹介。横山さんが1年のうちでいちばん大事にしているお正月のごちそう──定番おせちからオリジナル料理まで──をはじめ、お赤飯や太巻き、押し寿司といった祝い席にぴったりのごはんものなど、若い世代にも伝えていきたい味を紹介します。
著者らしい器づかいやあしらいなど、真似したくなるおもてなしの食卓作りも必見。保存版の一冊です。
【目次】
1章
ままごとのように楽しむ 暮らしの中のおもてなし
【野菜のおいしさを生かした、シンプルなひと皿が喜ばれます】
白菜のステーキ、ふろふき大根のねぎ糀のせ、ビーツのバターソテー、じゃがいもとオイルサーディンの香味焼き、2色白菜の缶詰巻き蒸し……
【おいしいお酒に合わせた、気のきいた一品があるとうれしい】
大根のカナッペ、マッシュポテトの生ハムのせ、ミニトマトの肉巻き バルサミコ酢がけ、鶏肉とうずら卵の山椒煮、サーモンの白ワインゼリーがけ……
【肉と魚のごちそうは、やっぱり食卓が盛り上がります】
豚肉のみそ漬け焼き、鶏肉と卵の親子ロール、牛すね肉と根菜の和風ポトフ、鶏団子と大根の揚げもの、自家製ベーコン、ぶりのカルパッチョ、ほたての柿ドレッシング、小鯛のけんちん蒸し……
【箸休めには、私の十八番の漬けものを】
干し柿のみそ漬け、赤大根の酒粕漬け、山海漬け、野沢菜のおにぎり、きゅうりの酒粕漬け、ミニトマトのさしす漬け……
2章
次の世代に伝えたい 特別な日のお祝いごはん
【私のお正月じたく】
三種の祝い肴(黒豆、煮ごぼう、くるみ田作り)、わが家のお屠蘇
【わが家の定番 お正月料理】
日の出卵、卵のひさご焼き、渋皮栗の茶巾絞り、ぶりの昆布巻き、ししゃもの日の丸巻き、塩丸いかの紅白なます詰め、柿釜のイクラおろし、お煮しめ、2色のぐい呑み寒天、厚揚げ入り雑煮……
【祝いのごはん】
太巻き寿司、赤飯、押し寿司 くるみだれ、桜のさしす漬けごはん、サーモンの手まり寿司
◎コラム
ある日のまかない、私のポタジェ(家庭菜園)、おせち料理の盛りつけのこと、お正月飾りのしたく
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