出版社内容情報
精神科医が実践してきた、あなたの考えや行動の選択肢を増やす
「60のセルフケア」。
あなたを幸せにすることは、あなたにしかできません。だからこそ実践したい、今日からできる「自分をケアする60のワーク」をあますことなく公開!
イラストは『大家さんと僕』『ボケ日和』の矢部太郎氏。
【内容】
心配性の脳を手なずける、考え方の癖に気づく、未来の不安を手放す、思い込みから自由になる……しんどさを手放し、ラクに生きることができるようになるための具体的な方法を、「精神科医自身が実際に行なってきた自分ケア」+「認知行動療法に基づく実践的セルフケアのワーク」+「それでもダメな時のためのSOSの出し方・逃げる方法」の3つの観点からわかりやすく解説。「今のままの自分を守る方法」を一緒に探す本。
巻末に、アメリカの心理学者が軍人の心のケアのために開発したCrisis Response Plan(CRP)を日本人向けにアレンジしたPCOP(ピーコップ)をベースにしたオリジナルのワークも掲載。
内容説明
あなたを幸せにすることは、あなたにしかできません。だからこそのセルフケアです。あなたが前に進もうと決意したその日から、あなたの歩む道は、らせん状に上昇しています。たとえ同じ景色に思えたとしても、それは確実に次の高度へ向かうプロセスです。だから慌てず絶望せず、手当てできそうなところは手当てして、今日の一瞬一瞬をすごしましょう。「今のままの自分を守る方法」を一緒に見つけていきましょう。
目次
Prologue 「自分をケアする」と決意する
1 不安を手放す(心配性な脳を手なずける方法;考え方の癖に気づいて手放そう;今、ここに集中し、未来の不安を手なずけよう)
2 「思い込みの呪縛」から自由になる(ありのままの自分を引き受ける;自分の評価を他人に委ねない;自分のためにも他人のためにも、ご機嫌でいよう;イヤなことには「No!」……と言えないから苦しい;あなたもあの人も「いい人」なんかじゃない;もうすこしだけ「マシ」に生きる術を身につける)
3 行動を変える、選択肢を増やす(一瞬で不安や恐怖を解消するコツ;イヤなことばかり考える負のループ断ち切る!;ポジティブ思考は一日にしてならず;日常生活で実践する「毎日マインドフルネス」;ほんのすこしの環境をガラリと変える;「キライ」「コワイ」「ツライ」を味方につける)
4 助けを求める勇気をもつ(躊躇なく助けを求める。これも技術のうち;専門家に頼ることを、早めに選択肢に入れておく;「心のお助けノート」があなたを救う)
著者等紹介
増田史[マスダフミ]
精神科専門医、医学博士。2010年に滋賀医科大学医学部を卒業、大学院時代から徐々にうつ状態となり、精神科を受診。適応障害と診断される。休職やカウンセリングで少しずつ回復し、今も回復途上。2021年より滋賀医科大学精神科助教。児童思春期分野を中心とした臨床を行なうほか、神経発達症の感覚特性に関する研究などに取り組んでいる。2児の母であり、常に疲労感がある。児の長期休み中には特に顕著となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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