出版社内容情報
人間よりも厳しい世界でたくましく生きる昆虫たちの魅力がた~ぷり詰まったイラスト図鑑★
日本を代表する生物学者、今泉忠明先生が総監修の「生き物研究所シリーズ」の新刊。
今回研究する生き物は「昆虫」。虫のスペシャリストである須田真一教授(東京大学総合研究博物館研究事業協力者)が監修に加わり、選りすぐった61種類の虫たちの生態と、おもしろい生存戦略を紹介していきます。
交尾が終わったらメスに食べられる、いかつい見た目なのに超ビビリ、ピンチの時は死んだふりをする──。そんな、涙ぐましい努力あり&ちょっと人間くさくて笑えちゃう、魅力たっぷりの昆虫の世界を、コミカルなイラストで表現しています。
コラムには、昆虫の生態をヒントにした科学技術の応用「バイオミメティクス」や、昆虫食、ゴミ問題を解決する虫の話など、人間と昆虫との関わりを深掘りしたテーマをもうけています。
内容説明
寄生、モノマネ、死んだフリ…生きのびるための虫たちの知恵に息をのむ!全61種紹介。生きるか死ぬかの厳しい世界で虫たちが身につけてきた生存戦略の数々。せつないけどなんか笑える習性が満載です
目次
虫たちがくらすエリア
人間くささもあるけれどマネできない!虫たちのビックリ生存戦略大集合!(メスに頭が上がりません;けっこう、子育てが上手なんです;ロマンチストだねって言われます;とにかく、映えをねらってます;モノマネが得意です;○○に似てるねってよく言われます;日本一、世界一の称号があります;必殺技をもっています;嫌われてますよね;食べ方がエグいって!)
著者等紹介
今泉忠明[イマイズミタダアキ]
東京水産大学(現・海洋大学)卒業。国立科学博物館特別研究生として哺乳類の生態調査に参加し、以来、主に野生動物の生態調査・研究に携わる。専門は生態学、分類学。日本動物科学研究所所長
須田真一[スダシンイチ]
1968年東京都杉並区生まれ。東京大学総合研究博物館研究事業協力者。東京農業大学農学部、建設省土木研究所環境部、東京大学大学院農学生命科学研究科、中央大学理工学部を経て2019年より現所属。日本トンボ学会副会長、久保川イーハトーブ自然再生協議会副会長・主席研究員、東京都自然環境保全審議会臨時委員、東京都の保護上重要な野生生物種に関する検討会委員・昆虫類専門部会長。専門は昆虫学・保全生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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