出版社内容情報
34歳、独身、彼氏ナシ、仕事はちょっとお休み中。エミの迷いや葛藤、モヤモヤに共感の声ぞくぞく! 待望の書籍化。
内容説明
ごめんね、私。ちゃんと休んであげられなくて。笑うことに疲れて会社に行けなくなりました。「休めばラクになれる」そう思ってたのに…。
目次
いつも笑顔でエライよね
気づかいのアルガンオイル
適量がわからない
イライラと吹き出物
今度は私の番
石ころみたいな精神力
34歳の迷子
私はエミだから…
ごめんね、私。
自分との会話
ちゃんと泣くために
お休みさせていただきます
著者等紹介
おおがきなこ[オオガキナコ]
漫画家、イラストレーター。1984年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しん
4
リアルに感じられてぐっとくるものがありました。休んだらギリギリ治る状態、こうなる前に休まないとと、警鐘を鳴らしてくれています。2022/10/24
ふじわらこじゅ
2
なんか全体的にウジウジしてて、読んでイライラしてしまったかも。年齢も近いし、休職歴があるのも同じなのにな。いろいろなタイプがいるのかもしれない。2023/08/26
あいかわ
1
柔らかくほんわかしたタッチですが、仲がいい人からの言葉すら否定的に受け止めて動揺する描写リアルで、心に刺さりました。自分のことでいっぱいいっぱいだと、相手の反応の理由を全て自分のせいにしてしまう苦しさ。石井さんがエミを海まで連れ出すシーンがよかったです。砂浜を裸足で歩いてみたい。2021/01/12
朝と夜
1
読んだ人への否定も肯定もない。エミが、エミ自身の思ったり感じたことを読むだけ。読むうちに、自分がエミになったように感じる。毎日、私の感情はエミのように行ったり来たり。だけどやっぱり、周りの普通に苦しくなっても、私は私を大切にしたいと思う。2020/03/06
きよし
0
読むのは3回目。初めて読んだのは2、3年前。何かで紹介されており、自分のその時の状況がマッチしていたから気になってすぐ購入。エミ側も周り側の頭の中も共感。人は頑張れない時があって無理なんてするもんじゃない。共感するというのは心落ち着くし、本にも共感されているというのがこういう作品だと思う。しんどかったら立ち止まって休んで良い。 帯にメッセージを寄稿している「夜廻り猫」の深谷かほる先生の漫画もあたたかくて良い。2022/07/04
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