出版社内容情報
3歳で脳性麻痺と診断され障害と闘いながらプロの演奏家としてデビューする武町水晶。母が綴る愛と感動の実録。
式町 啓子[シキマチ ケイコ]
著・文・その他
内容説明
「私が死んでもこの子が社会に出て生きていけるようにしなければ…」息子・式町水晶と二人三脚で歩んだ、シングルマザーの涙と感動の子育て記。
目次
第1章 障がいを持って生まれても(32週、1836gで生まれた命;生後2か月での離婚 ほか)
第2章 折れそうな心を支えて(町田市での貧乏暮らしが始まる;じいちゃんが家を売る ほか)
第3章 ヴァイオリンがくれた希望(思春期、すさんでいく心;東日本大震災、「僕に何ができるのか」 ほか)
第4章 私たちのこれから(ついにデビューへ。動き出した運命;脳性まひのわが子を育てて。母の思い ほか)
著者等紹介
式町啓子[シキマチケイコ]
1970年神奈川県横浜市生まれ。美容師、介護ヘルパーとして生計を立てる。1996年北海道旭川市で長男・水晶を出産。2018年4月11日に水晶がメジャーデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マイケル
7
東日本大震災後の津波ヴァイオリンでの活躍。敷居高いイメージの習い事、ヴァイオリン。いじめ問題に病気のデパート。以前読んだ本「今日の風、なに色?―全盲で生まれたわが子が「天才少年ピアニスト」と呼ばれるまで(辻井いつ子)」の時も感じたが、本人の意思、親や周りの協力、それに指導者との縁があれば障害があっても音楽家になれる。もちろん本人、親の並大抵でない努力と苦労。障害あっても前向きに生きる。障害も1つの個性。母親の方も育児を通して成長。健常者でも年取れば車椅子が必要。ヴァイオリン弾きたくなった。(また挑戦!?)2021/02/10
-
- 電子書籍
- HONDA リコール危機の教訓 週刊ダ…