内容説明
“大横綱の息子”として保障された何不自由ない生活と約束された将来を蹴り飛ばし、靴職人という人生を選んだ“異端児”が初めて明かした生きる哲学―
目次
1章 生きる哲学(横綱の息子;焦り;自分と向き合う ほか)
2章 仕事の流儀(考える暇があるなら、やれ;「職に就く」ということ;絶対的な価値を生む ほか)
3章 男の背中(夢を売る。夢を買う;いい男の条件;愛の言霊 ほか)
著者等紹介
花田優一[ハナダユウイチ]
1995年9月27日、東京生まれ。靴職人。15歳で単身アメリカへ留学後、イタリア・フィレンツェで靴職人に弟子入りし靴作りを学ぶ。2015年10月、帰国して独立。都内の工房で靴作りに打ち込む日々を送る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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おかむら
38
数年前に、貴乃花の息子ってイタリアで靴職人の修行してんだってよ、ってウワサを聞いて、アラなんかカッコいいじゃんと思ってたら…、もう帰ってきてて、オーダーメイドの工房やってて、しかも今回オレの生き様本出すって、人生生き急いでるなー。まだ22歳ポッチなのに。そして、修行期間二年半って短かすぎやしまいか。あとそもそも職人目指す前は靴に全く興味なかったってこの本にがっつり書いてあるけど、えー、そうなの。それはガッカリだー。靴愛よりも自分愛が強めの30分で読めるスカスカ本でした。二世の悲哀を感じた。2018/02/03
しゅんぺい(笑)
3
期せずして、この前に読んだ本と著者の人柄が被っていて、おもしろかった。自分に厳しく生きているひとっていうのは共通してる。まぁ、このひとは本の中で自分との対話をしてるところが多いから、ちょっと本を書く意味がよくわからへんくなってくるけど。基本的には好きな内容でした。お弟子さんのエピソードは、ぐっときた。2018/01/07
akiᵕ̈
1
偉大な父を持つがゆえの様々な境遇・葛藤の中、奇しくもそれがアイデンティティへの強烈なこだわりを生み、確立していく様が、ひしひしとダイレクトに伝わってきました。あのひたむきな熱量で良い作品を生み出していくんだろーなぁ。2017/11/18
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