出版社内容情報
日本礼賛ブームの真打登場! 日本のおもてなしの心がわかります! 著者は京女3人。茶道家元「武者小路千家」生まれで料理研究家の後藤加寿子、老舗旅館「柊家」生まれで女将の西村明美、能装束織元「平のや」生まれで松之助オーナーの平野顕子と、京都の名家に生まれ育った同級生3人が「日本の伝統文化としきたり、そのいわれ」について語ります!
京都の人は意思表示をはっきりさせないなど、付き合いにくいと言われます。ところが、本書の京女3人はさばさばしていてあっけらかん。立ち居振る舞いはきちんとしているのに、堅苦しさが全くない。こちらが心地いいようにもてなしてくれるのです。その秘密は……本書を読んでのお楽しみ! 歳時や季節の味覚、暮らしの知恵、人付き合いのマナーなど、どれも相手を思いやる心が潜んでいて、古都で育まれた先人たちの知恵が隠れていました。日本人でよかった! そう思える一冊です。
――以下目次より抜粋――
京のたしなみ
おもてなしの心遣い、季節の挨拶、掛け袱紗、服紗、風呂敷、扇子、硯箱、一筆箋、打ち水、小鳥居、床の間
京の歳時と味覚
季節のおばんざいレシピ、おもてなしの抹茶 食事のお供に京番茶、漬物豆腐、柚子と山椒、出汁、見立て、節句、日常にある祭り、御手洗祭、地蔵盆
京のしつらい
光を取り込む知恵、あえて陰影を楽しむ、家の内と外の間、香りと湯気の癒し、光を意識した色彩、直しながら使い続ける
内容説明
京都人のたしなみや作法には、来客をもてなしたいという心が隠れていました。
目次
京のたしなみ(おもてなしの心遣い;季節の挨拶;掛け袱紗 ほか)
京の味覚と歳時(走り、旬、名残を食べる;えんど豆のシロップ煮;若竹煮 ほか)
京のしつらい(鳥獣戯画;自然に寄り添う;光を取り込む知恵 ほか)
はじめまして京女三人です
著者等紹介
後藤加寿子[ゴトウカズコ]
本格茶懐石と家庭料理を主軸とした料理研究家。茶道の武者小路千家十三世家元有隣斎と茶懐石料理研究家の千澄子の長女として京都に生まれる。「和食会議」の顧問もつとめ、和食で食育の大切さを伝える活動にも力を注いでいる
西村明美[ニシムラアケミ]
京都の老舗旅館・柊家6代目女将。柊家の長女として京都に生まれる。サラリーマンと結婚し一時は京都を離れるも、28歳のころ京都に戻り女将としての修業を始める。みやこ女将の会名誉会長、京都観光おもてなし大使をつとめる
平野顕子[ヒラノアキコ]
アメリカンベーキング研究家。アメリカ菓子の店・松之助オーナー。能装束織元「平のや」の長女として京都に生まれる。ニューヨーク在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ティス@考える豚
JFK
なりなり
9saito
お抹茶
-
- 電子書籍
- 温泉旅館・沢野屋(6) ジュディーコミ…