ＮＨＫ「こころの遺伝子」ベストセレクション 三宅裕司の「あなたがいたから」―運命の人伊東四朗

ＮＨＫ「こころの遺伝子」制作班【編】

主婦と生活社（2011/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 161p／高さ 19cm
• 商品コード 9784391139945
• NDC分類 779.9
• Cコード C0076

内容説明

「好きにやっていいんだからね」そのひと言で、僕は救われた！憧れの喜劇の大先輩から喜劇役者・タレントの三宅裕司さんへ。たがいに手を携えて舞台を盛り上げてきた二人の喜劇人の間で受け継がれた「こころの遺伝子」とは。

目次

第１章　人を笑わせる喜びの原点とは
第２章　まともな道を捨て、喜劇役者を目指す
第３章　ラジオでの活躍、テレビへの大抜擢
第４章　大先輩から受け継いだ「こころの遺伝子」
第５章　テレビの笑いに訪れた時代の変化の波
第６章　「東京喜劇」の舞台を継承したい
第７章　次代へと受け継がれた“遺伝子”

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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情緒を排して言えば、三宅裕司の幸運は、伊東四朗と波長が合ったことに尽きる。三宅は神田生まれ、伊藤は下谷生まれと近く、気風を共有し、がつがつ前に出るガサツさを嫌う。三宅が立ち上げたSETの作りこんだ笑いと、伊東のストリップ劇場のコントで鍛え上げたアドリブを一切入れない笑いも一致。編集者は、心の遺伝子が伊東から三宅に受け継がれたときれいな言葉でまとめているが、三宅は自分が生き延びるため、そして笑いの強迫観念から解放されるため、伊東にすがったに過ぎない。

2021/09/12

[あーさー]

ＮＨＫで放送された番組を書籍化したもの。三宅裕司さんと伊東四朗さんの“良き関係性”がしっかり伝わります。

2023/01/22