内容説明
ピアスの穴をあける、運転免許を取得する、コンサートを開催する、エステティシャンの講習を受ける、大学院で環境問題について研究する、ブログを始める、ほかにもいろいろ、「人生８合目」から始めたこと。
目次
第１章 人生は６０歳からがおもしろい！（そして…登山以外の楽しみに目覚めてしまった；６０代で「シャンソンを歌いたい」を実現する ほか）
第２章 山が教えてくれた生きる知恵（インドヒマラヤで迎えた７０歳の誕生日；この年になっても知らないことが山ほどある ほか）
第３章 心と体の健康がものをいう（ついにわたしにもやってきた！山で乳がん発見；病気が転じて夢が実現！？ ほか）
第４章 人が好き！田部井式サービス精神と人づきあいのコツ（人の苦手をつくらない；聞き上手、相づち上手になる ほか）
著者等紹介
田部井淳子［タベイジュンコ］
登山家。１９３９年福島県生まれ。昭和女子大学卒業後、登山活動に力を注ぐ。７５年、世界最高峰エベレストに女性で世界初の登頂に成功。さらに９２年、同じく女性で世界初の七大陸最高峰登頂者となる。２００９年より日本トレッキング協会会長。著書やテレビ、ラジオ、講演、健康山歩き教室などで山の魅力、楽しさを伝えている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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嘉江☆海★山♫
6
またまた田部井淳子さんパワー★いただきました*\(^o^)/*「あ〜、おもしろかったと言って死にたい。」「明るく、楽しく、お腹いっぱい。」「気力、体力、財力、協力」2016/02/21
yamakujira
5
登山家、田部井淳子が７０歳を迎えて綴ったエッセイ。現代の女性の平均寿命を頂上とすると、７０歳が８合目になるなんて、あらためてびっくりする。エベレスト女性初登頂という実績を誇りながら奢ることなく、前向きでパワフルで、庶民感覚を失わない尊敬すべき女性だとつくづく思うけれど、思ったよりも登山の話が少なくて残念だった。人生訓を聞かされて感心するものの、こうした内容は読んでて退屈だな。次々に新しいことにチャレンジしたり、いろんな人との交流を楽しんだりする老後は、とても真似できない。 （★★☆☆☆）2018/01/06
るるぴん
4
田部井さんはこんなシニアになりたいな～の見本。登山を通じての出会い、繋がり、一方で病気が刺激になり、登山以外の趣味にも開眼し、人生をとことん楽しみ、明るく生き抜く秘訣とコツと取り組みが語られている。歳を重ねてからは「気力、体力、財力、協力」が必要だと。「やりたいな」「行きたいな」と思ったら「もう歳だし」なんて言わずに即行動。不慣れで知らないことは、人様の助けを借りるのがマストなので、相手に対して敬意と感謝を忘れない。読めば必ず元気をもらえる一冊。生前の田部井さんに直接お目にかかってみたかった。2018/06/14
yuki-yuki
4
やってることはものすごくパワフルなのに、語りかたが普通の気さくなおばちゃんという感じ。素敵です。2014/10/29
YOUCO19
4
まず題名が気に入った！ 田部井さんの言う8合目は60歳のことだそうで。自分の垣根を低くして若い人にも質問することを恐れない、と言う文に共感を持った。「聞くことで一気に壁がなくなり話がはずむきっかけになることも多い」2013/03/09
