目次
序章 子供との触れ合いが足りない父親
第1章 食べているものがきっかけになる
第2章 遊びながら始めてみよう
第3章 素材を伝える
第4章メシを炊こう。だしをとろう。
終章 親が果たすべき役割とは
著者等紹介
菱沼孝之[ヒシヌマタカユキ]
1956年埼玉県川越市生まれ。香川栄養専門学校卒業後、銀座の料亭「鶴の家」などで修行を続け、1985年、東京・三田に日本料理「菱沼」をオープン。2005年には東京・六本木に移転。20年以上にわたって、ワインにも合い、ごはんにも合う、新しい日本料理を提案し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まろ
9
どちらかというとお父さん向けの本だった。料理はうちの子にはちょっとまだ大きい子むけだった。家族で揃ってご飯を食べて、食材や味に対して話をして子供が食べ物に関して関心を持てるようにしてあげよう、という内容だった。2017/04/17
西澤 隆
0
料亭のオヤジが書く家庭料理教本だと思ったら「イクメン」なんて恥ずかしい言葉が流行る以前の「オヤジも子育てしないといかんし、もったいない」という実践論。いっしょにご飯を作ろう、そしていっしょにいっぱい失敗しよう。そこから会話も生まれるし、段取りを考えたりする手際の良さのトレーニングにもなるし、なにより「失敗することはたいしたことじゃないんだ」ってことがきちんと自覚できる。だから、ご飯炊くときにも「火加減は一定・途中でふたあけて確認」なんて名店の主人なら絶対言わないようなやり方も教えてくれる素敵な本なのです。2013/08/06