内容説明
1ページ目から主人公にイライラ、ハラハラ、そしてドキドキ。甘酸っぱさ120%でラストまで突っ走る、ノンストップ青春ノベルズ。最愛のサッカーチーム『マンチェスターU』は?美少女ジュリーへの思いは?負け犬になるか?それとも逆転なるか?マジ自分のために青春ピッチを駆けるテリーのラストシュートは?ジュリーと僕、そしてマイケル・オーウェンの物語。
著者等紹介
ギボンズ,アラン[ギボンズ,アラン][Gibbons,Alan]
リバプール在住の英国人気作家。小学校の教師をしながら、執筆活動を始める。「Shadow of the Minotaur(ミノタウロスの影)」で、イギリスの文学賞『ブルー・ピーター・アワード』を受賞
金原瑞人[カネハラミズヒト]
法政大学教授。翻訳家
田中亜希子[タナカアキコ]
東京女子大学短期学部英語科卒業
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感想・レビュー
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あちゃくん
68
主人公テリーはリバプールに住むマンUサポの高校生。両親は別居しちゃうし、気になる美人の転校生は宿敵リバプールサポ。いけ好かないイケメンの彼氏が彼女の周りを離れないし、仕方なく付き合った僕の彼女は気はいいけどサッカーに全然理解がない。そんな♪ Losing My religionな状況だけど、♪Don't Dream it's Over決して諦めない。人生は♪Always Look on the Bright Side of Lifeなのさ、てな感じの本。サッカー好き&80's洋楽好きにチョーおすすめ。2014/03/08
hiyo07
0
正直なところ、読まなければ良かった・・・と思う。あのラストは・・・、というか、あのラストのおかげで、この物語全体がどうなんだろう・・・?という印象に。後書きによると続編があるそうなのだが、全体的にその続編の長いプロローグのような感じ。それなりの帰結はあったのだが、問題定義だけで終わってしまった感じは否めない。作風はコミカルでリズム感も良く楽しめるのだが、最後の最後で『前編だけを読まされた』という感覚が残ってしまう。是非とも続編の翻訳を期待したいところだが、時間が経ち過ぎているし難しいのだろうな・・・。2011/12/08