Century Books 人と思想 193
陸奥宗光

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  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784389411930
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C1310

内容説明

陸奥宗光の政治家としての評価はもちろん、その交友や家庭人としての姿も含め、回想や逸話などを交えて、多角的に人物像を描き出しながら、その行動の基となった思想を明らかにする。

目次

1 激動の時代に(維新期の陸奥;県知事そして藩政執事;租税頭として;入獄)
2 修学、そして官界復帰へ(外遊の旅;外務省入省;駐米公使として;議会と農商務大臣;内閣政務部長として;農商務大臣としての活動)
3 条約改正への道(陸奥外交の一歩;条約改正の取り組み;条約改正の達成;日清戦争へ)
4 無比の評論家(晩年の陸奥;陸奥宗光の家族と人物評;『蹇蹇録』について)

著者等紹介

安岡昭男[ヤスオカアキオ]
1927(昭和2)年、神戸市に生まれる。法政大学大学院日本史学専攻博士課程修了。法政大学教授を経て、法政大学名誉教授、同沖縄文化研究所客員所員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Fumihiko Kimura

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陸奥外相と云えば反射的に「治外法権の撤廃」。本書の白眉は、その条約改正交渉と日清戦争での陸奥の活躍。やや詰め込みすぎの感もあるが、これは陸奥の生涯が新書に収まりきれぬ波乱に富んだものであったことの証拠でもあろう。若き頃の坂本龍馬との関係、家族への細やかな愛情など、その他のエピソードも誠に興味深い。蓋し、陸奥にせよ小村にせよ、明治の外政家の偉大、思うべし。2013/03/12

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