内容説明
陸奥宗光の政治家としての評価はもちろん、その交友や家庭人としての姿も含め、回想や逸話などを交えて、多角的に人物像を描き出しながら、その行動の基となった思想を明らかにする。
目次
1 激動の時代に(維新期の陸奥;県知事そして藩政執事;租税頭として;入獄)
2 修学、そして官界復帰へ(外遊の旅;外務省入省;駐米公使として;議会と農商務大臣;内閣政務部長として;農商務大臣としての活動)
3 条約改正への道(陸奥外交の一歩;条約改正の取り組み;条約改正の達成;日清戦争へ)
4 無比の評論家(晩年の陸奥;陸奥宗光の家族と人物評;『蹇蹇録』について)
著者等紹介
安岡昭男[ヤスオカアキオ]
1927(昭和2)年、神戸市に生まれる。法政大学大学院日本史学専攻博士課程修了。法政大学教授を経て、法政大学名誉教授、同沖縄文化研究所客員所員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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