出版社内容情報
カレーのここ数年のトレンドといえば南インド。
野菜や魚が中心で、サラサラとしたカレーはお米と相性抜群。
乳製品やカシューナッツを使わず、暑い地域らしく辛味やタマリンドの酸味が鮮烈な南インドの料理は日本人好み。
ラッサムやサンバルを、ミールスという定食スタイルで提供する店も増えている。
本書では、南インド・ケララ州にルーツを持ち、現地での修業経験もある「ナイルレストラン」の三代目・ナイル善己さんが、かの地の味とテクニックをていねいに紹介。
カレーをはじめ、米料理、おかず、チャツネやデザートなど南インドの定番料理が65品超。
大人気のミールスも、ノンベジ、ベジなど6種類を掲載した。
目次
南インド料理のキーワード
南インドのカレー
お米とパロタのレシピ
おかずとおつまみ
ピクルスとチャツネ
デザートとドリンク
著者等紹介
ナイル善己[ナイルヨシミ]
1976年東京生まれ、インド国籍。銀座「ナイルレストラン」三代目。南インド・ケララ州出身のインド独立運動家であり、「ナイルレストラン」初代創業者のA.M.ナイルを祖父に持つ。高校卒業後、南インド・ゴア州に渡り、アカデミー・オフ・カリナリー・エデュケーション(A.C.E)で料理を学び、ゴアの最高級ホテル・シダデゴア(Cida de GOA)の厨房で修業。現在、テレビや雑誌などのメディアでも活躍中。2016年にソムリエ資格を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
36
ナイルさんのミールス本です、うっとり。うっとりですが、とにかく地元に美味しいインド料理屋さんが乱立しているので実際にカレー自体を作るかといえば否、かなあ。でもサイドディッシュはかなり作っているものが多いし、イワシのレシピはぜひ真似してみたいです。…先週錦糸町でカレーリーブスというお店に入ったら大当たり。美味しい~。ヴェヌスなみにインド系の方ばかりで、デリーのビジネス街にいる気分でした。…ホント、美味しいお店に恵まれてるんだよね~。2024/02/27
アズル
17
8月に柴田書店さんの出展ブースにて購入。最近、インドカレーを作っていないなぁ、とつくづく感じました。暑い日と寒い日がごちゃごちゃな今日この頃なので、カレーで元気をチャージしようと思います。2017/09/07
きゅー
13
某南インド料理店に行ったことがきっかけで、南インド料理が気になってしょうがない。初めて口にした不思議な辛味や酸味。そしてカレーやスープなどをバスマティライスと混ぜ合わせた時の得も言われぬ味が忘れられない。その時の自分には解釈の埒外にあった、あの味をどうにかして理解したいという気持ちに急かされている。それで、こんな本も手にしたわけだが、結局はあの味をもう一度口にしたいという焦燥感が増すばかり。ふだんの私はカレーが嫌いなのだが、その自分がよもやインド料理のことをこれほど気にかけることになるとは驚きだ。2020/06/05
アリーマ
11
たぶん今までいろいろ読んだ中で、一番使いやすく本格的な南インド料理の本かもしれない。他書はスパイス使いかカレーに偏りすぎて、その他の細かい料理についてはイマイチ分かりにくかった。手近な材料でそれらしく、というよりは、きちんと素材を揃えてチャレンジしたい人向け。良い本です。★★★★★2021/01/06
みぃな
10
ナイルさんの本と知り、参考になればと思ったけど、すぐ手に入らないスパイスだとなかなか実行できなさそう。2017/10/24