内容説明
この本は、パソコンがわれわれから奪った漢字力を取り戻すためにつくられた、「書籍」と「ノート」とが一体化した本です。学校、職場、家庭で、みんなでワイワイやりながら、遊び感覚で読んでください。
目次
第1章 漢字を選ぶ―二つに一つ、どちらが正しいか(オフィスの中の漢字力;大学生の漢字力 ほか)
第2章 漢字を読む―簡単でも、ときどき読めない(新聞の中の漢字;雑誌の中の漢字 ほか)
第3章 漢字を書く―読めても書けない「この本の中で」不確かな漢字を、実際に「書いて」覚えよう(チョッと考えてしまう小学生漢字;入試に出てくる中学生漢字 ほか)
第4章 漢字と遊ぶ―悪戯っぽく、好奇心をもって(読めても絶対書けない不思議な漢字;文章を引き締める「四字熟語」 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マッピー
15
この本を買った時(20年くらい前?)、私も「そうだ!そうだ!パソコンのせいで漢字が書けなくなったんだ」と思ったものだ。だから漢字検定の勉強もしたし、今でも職場の中では圧倒的に手で字を書いていると自負している。自慢にはならないが。でも、やっぱり書けない。年々書けなくなっている。なんでやねん。答もこの本に書いてありました。”毎日、記憶細胞が減っているので、どんどん漢字を忘れる。”なーんだ、全然パソコンのせいじゃなかったじゃん。いや、忘れるからこそ、忘れるペース以上に覚え続ける訓練も必要なのだろうけれど。2021/06/30