内容説明
太宰は四字熟語使いの名手である―実際に用いられた四字熟語の意味や背景を解説しながら、作品世界を自由に読み解く異色の太宰文学案内。
目次
第1章 青春の苦悩―『晩年』諸作を中心に
第2章 職業作家として―『富嶽百景』から『新ハムレット』まで
第3章 戦時下の明るさ―『正義と微笑』『津軽』『パンドラの匣』など
第4章 戦後社会との戦い―『人間失格』へ至る道
著者等紹介
円満字二郎[エンマンジジロウ]
1967年兵庫県生まれ。大学卒業後、出版社にて高校国語教科書や漢和辞典などの編集に従事。現在は、フリーの編集者兼ライターとして多方面に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。