出版社内容情報
刑事収容施設及び被収容者の処遇に関する法律(旧監獄法)と憲法との関係、受刑者の法的地位の実態を国際標準も参照しリアルに検討。日本の矯正行政の実証的研究。刑事収容施設及び被収容者の処遇に関する法律(旧監獄法)と憲法との関係および受刑者の法的地位(権利)の実態を、国際標準も参照しリアルに検討。
菊田 幸一[キクタコウイチ]
内容説明
100年ぶりの監獄法全面改正、刑事収容施設法の成立から10年余を経た。だが、憲法が明定する人権尊重が、受刑者であるが故に、抹殺される実態は、大きくは変わっていない。リアルな実例を織り交ぜ、裁判例を緻密に検証し、国際基準も示し、矯正・行刑のあり方を検討する決定版。
目次
第1章 収容関係
第2章 作業
第3章 教育
第4章 給養
第5章 外部交通
第6章 保健と医療措置
第7章 懲罰
第8章 刑務官の職務権限と守秘義務
第9章 代用監獄
著者等紹介
菊田幸一[キクタコウイチ]
1934年生まれ。現在、弁護士。明治大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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