出版社内容情報
ディスレクシアに関わる生物学的、認知的、環境的要因とは何か
ディスレクシアの教育やサポートに携わる全ての人々に、ディスレクシアを正しく理解し、改善するための効果的な支援への出発点を示す
ディスレクシアがあるからといって、現行の教育制度から取り残されていいはずがない。親たちは、自分の子どものニーズを認めてもらおうと闘う必要などない。ディスレクシアが存在することには、確固たる科学的裏付けがある。(「第7章」より)
原書:Margaret J. Snowling, Dyslexia : A Very Short Introduction, Oxford University Press, 2019.
◎目次
日本語版によせて
謝 辞
図版出典
第1章 ディスレクシアはあるのか
第2章 読みはいかにして身につくのか(もしくはつかないのか)
第3章 ディスレクシアの認知的要因
第4章 ディスレクシア――遺伝と環境 社会階層は働くのか
第5章 ディスレクシアの脳
第6章 ディスレクシアには何が有効か
第7章 三つのC――警鐘(caveats)、併存(comorbidities)、代償(compensation)
参考文献
ブックガイド
解 説(関あゆみ)
内容説明
ディスレクシアに関わる生物学的、認知的、環境的要因とは何か。ディスレクシアの教育やサポートに携わる全ての人々に、ディスレクシアを正しく理解し、改善するための効果的な支援への出発点を示す。
目次
第1章 ディスレクシアはあるのか
第2章 読みはいかにして身につくのか(もしくはつかないのか)
第3章 ディスレクシアの認知的要因
第4章 ディスレクシア―遺伝と環境 社会階層は働くのか
第5章 ディスレクシアの脳
第6章 ディスレクシアには何が有効か
第7章 三つのC―警鐘(caveats)、併存(comorbidities)、代償(compensation)
著者等紹介
スノウリング,マーガレット・J.[スノウリング,マーガレットJ.] [Snowling,Margaret Jean]
1955年、イギリス生まれの心理学者。ブリストル大学卒業後、ロンドンのUCLのMRC発達心理学部門にて博士号を取得。2022年までオックスフォード大学セント・ジョンズ・カレッジの学長兼実験心理学科教授を務めた。ディスレクシアを含む言語障害の世界的研究者
関あゆみ[セキアユミ]
島根県松江市出身。北海道大学教育学部教授。鳥取大学医学部卒業、同博士課程医学系研究科修了、博士(医学)。鳥取大学地域学部准教授、北海道大学教育学部准教授を経て、2021年より現職。専門は学習障害の脳機能と支援方法に関する研究
屋代通子[ヤシロミチコ]
兵庫県西宮市生まれ。出版社勤務を経て翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。