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出版社内容情報
かつてサッカーのゴールキーパーだったヨーゼフ・ブロッホは勤め先の工場を解雇され、町をうろつくなかで衝動的に殺人を犯す。しかし、日々は淡々と続いていく--。不安におののく人間心理が魅惑的に描かれた、2019年ノーベル文学賞を受賞したペーター・ハントケの初期代表的小説。1971年刊行の初訳を復刊。
内容説明
サッカーのゴールキーパーとして鳴らした男ヨーゼフ・ブロッホ。認知するさまざまな対象が、殺人事件の結果として、どのようにして次第に言語化されてゆくか―。
著者等紹介
ハントケ,ペーター[ハントケ,ペーター] [Handke,Peter]
1942年オーストリア、ケルンテン州グリフェン生まれ。1966年に小説『雀蜂』でデビュー。同年、「47年グループ」プリンストン大会での批判的な発言で注目され、ドイツ、フランクフルトで上演された戯曲『観客罵倒』で一躍脚光を浴びる。その後現在にいたるまで、小説、戯曲の他、翻訳、ラジオドラマ、詩にわたって精力的な創作活動を続けている。1990年代にはユーゴスラビア紛争についてセルビア支持の発言によりマスメディアからの攻撃を受ける。2019年ノーベル文学賞受賞
羽白幸雄[ハジロユキオ]
ドイツ文学者。1909年1月、広島県大崎上島町生まれ。1932年京都帝国大学文学部独文科卒。成城高等学校(旧制)教授、広島高等学校(旧制)教授、広島大学教養部助教授・教授、成城大学経済学部教授を歴任、広島大学名誉教授。広島県立美術館長、広島ペンクラブ会長を務める。1951年原民喜詩碑建設委員長。1971年中国文化賞受賞。1986年10月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うえうえ
Pustota
Mark.jr
思弁的プリキュア
代拿邁人☆