内容説明
本書は、流行史に重点を置く文化史・芸術史の分野で活躍したマックス・フォン・ベーンによる『ロココ―十八世紀のフランス(原題)』の抄訳。回想録や書簡、旅行記などを巧みに用い、18世紀のフランスが生き生きと描かれている。テーマは、政治、経済から王族・貴族の生活、市民の日常、芸術、料理、マナー、ファッションと幅広く、明快に記述。資料的価値はもちろん、読み物としても楽しい一冊である。
目次
第1章 摂政政治
第2章 王と宮廷
第3章 貴族と軍隊
第4章 僧侶と教会
第5章 市民
第6章 庶民
第7章 政治
第8章 精神運動
第9章 ビューロー・デスプリ
第10章 生活の様式
第11章 美術・演劇
第12章 衣裳



