内容説明
(1)経営の意図をいかに読み解くか。(2)研究開発テーマをいかに設定するか。(3)研究開発の成果をいかに事業化につなげるか。(4)個と組織の能力をいかに高めるか。研究開発部門のミドルマネジメントに求められる4つの機能。
目次
序章 求められるミドルマネジメント機能の強化
第1章 研究開発部門のミドルマネジメントに求められる機能
第2章 経営の意図の咀嚼と翻訳
第3章 研究開発活動を方向づける
第4章 研究開発テーマの事業化を推進する
第5章 研究開発の組織能力を構築する
終章 マネジメントの技を磨き自社の「明日を創る」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hayata_yamamoto
5
研究開発のミドルマネジメントについて、経営、研究開発の方向付け、事業化、組織構築の視点から多角的に論じた書籍。湘南化学というメーカーで、研究開発組織の問題を松山という主人公がヒアリングしながら調査するストーリーをベースに関連するトピックが論じられている。おそらく想定となる読者は、実務家や研究者と思われる。正直、耳が痛いところがたくさんあった。明らかに自分が知らない、気づいてもいなかった点を述べてくれていたり、自分も陥っている(いた)問題を指摘してくれていたりと学びがたくさんあった。また読みたい。2020/07/11
Syun
2
研究開発のありかたをマネジメントの側面からわかりやすく論じている良書。あくまで経営や事業を支えるための業務であることを重視している。2014/02/15
mandheling
1
研究開発マネジメントの基本的な考え方や方法論がよくまとまっている。でも結局は実践あるのみ。ときどき読み返して自身の行動を省みるとよいと思う。2010/03/18
狛彦
0
読んだけど、理解できたかどうかは、。。 実際にやってみてになるかと思います。2017/09/13
あきいら
0
ざっと拾い読み。方針をどう決めるかより、どう実行/実現していくかについての本という印象。2018/05/02