内容説明
オリンピック出場3回を数える往年の名マラソンランナーが、なぜウォーキング?アスリートとしての経験から著者は、「歩くこと」がランニングの基本にあるばかりか、ヒトという“動物”にとって最も根源的で重要な「運動刺激」であることを体感し、ウォーキングの指導を続けてきました。では、ヒトのからだに最も効果的な「歩き方」=「ウォーキング」とは?本書では、「水平面三角形」「垂直面三角形」「ヘソ」など著者ならではの表現でウォーキングの基本と技術を解説するとともに、運動効果を「筋」と「血液」というファクターから検討し、からだに効果のあるウォーキング方法を提案します。
目次
1 ランナーがウォーカーになるまで
2 ウォーキングの基本
3 ウォーキングにも技術があります
4 貯筋力を増やそう
5 ウォーキングで健康・体力づくり
6 上達のためのこんな工夫
7 いつもウォーキング!
8 ウォーキングに役立つ補助的運動とマッサージ
supplement1 ジョギングが見えてきた!
supplement2 ランニングが見えてきた!
著者等紹介
宇佐美彰朗[ウサミアキオ]
1943年新潟県生まれ。東海大学体育学部教授、陸上競技部顧問。日本大学に入学後、本格的に陸上競技に取り組む。以後、国内外の11大会で優勝。メキシコ・ミュンヘン・モントリオールと3大会連続でオリンピック出場。現役ランナー時代から歩くことを取り入れた練習に取り組むなど関わりが深く、以来、ウォーキングの指導も続けている。また、日本スポーツボランティアアソシエーションを立ち上げ、あらゆる市民のための開かれたスポーツを目指して活動している
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