- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
東京外大ロシア語科卒、自衛隊の通信傍受の第一線にいたソ連軍事用語のプロが矢崎新二防衛局長(当時)の国会答弁(「ザプロス」には、ソ連が主張するような国際緊急周波数の無線通信を使用した「問いかけ」の意味はなく、「敵味方識別装置」を用いた特殊な機械的照会の意味があるだけである)のウソなど政府・防衛当局による「情報操作」を暴露。公安調査庁・ソ連班長など「ソ連情報一筋30年」の著者が「情報のプロ」の誇りにかけて豊富な公表資料を丁寧に解読する。
目次
第1編 007便の意図的逸脱飛行(007便のアンカレッジ空港到着から離陸まで;アンカレッジからベセルまで;ベセルからニーバまで;ニーバからカムチャッカ半島接近まで ほか)
第2編 007便は、なぜ意図的にコースを逸脱したのか(一九七五年以降の大規模なソ連の対外進出;カーター政権の対ソ「弱腰政策」とアメリカの権威の失墜;レーガン政権の対ソ巻き返し;レーガンの強硬政策に驚愕し、戦争に備えるソ連 ほか)
第3編 なぜソ連は、民間機と疑いつつ、007便を撃墜したのか(軍用機による民間機撃墜問題;米海軍機動部隊によるわが北方領土侵犯事件)
-
- 電子書籍
- 怠惰な悪辱貴族に転生した俺、シナリオを…