内容説明
湊川の楠木正成の戦死から、「南北合体、一天平安」が成るまでを、正成の三男・正儀の和平への執念と活躍を中心に描く、南北朝後半の歴史ドキュメント。
目次
第1章 一天両帝の巻
第2章 吉野炎上の巻
第3章 足利一族内紛の巻
第4章 賀名生と金剛寺の巻
第5章 道誉と正儀の巻
第6章 細川頼之登場の巻
第7章 北朝へ参向の巻
第8章 南朝に帰参の巻
第9章 後南朝哀話の巻
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KF
7
著者の小山龍太郎という方、出版社の三一書房という会社はいずれも馴染みがなく「果たして何故この本が手元にあるのか?」と疑問に思いつつ読み終えました。 一言で表すならば「物足りない」ですね。 細かな史実を列記して頂いていますが「だろう」「思う」のような曖昧な表現が連発されます。京阪奈に住んでいない限り地名もかなり馴染み難く、住人でさえも南朝関連の地名はややこしく「行宮を移す」の表現には反撃なのか逃げなのかも解りづらい。せめてもう少し丁寧に地図を使う等の援助も欲しい。 南北朝マニア以外には決してお勧めしません。2024/04/21
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