出版社内容情報
日本人が愛してやまないおまけの歴史と舞台裏。
子どもから大人まで日本人が愛してやまないお菓子や雑誌の「おまけ」。意外に古いその歴史や製作の舞台裏など、夢の世界の一端を覗く。
魔法の小箱に収められたいっぱいの夢……子どものころ、だれもが一度は夢中になったおまけたち。いまでは大人までがその虜になっているというのだから、日本文化の象徴なのかもしれない。
▼宣伝合戦から生まれた「たばこカード」に始まり、ご存じグリコの豆玩、壮大な『少年倶楽部』の組み立て付録。社会現象にもなった「紅梅野球カード」に「ライダーカード」「ビックリマンシール」――。
▼あのころのときめきを胸にタイムスリップ! 明治から平成へと激動の時代を駆け抜けた製作者たちの人間ドラマ、夢の世界の舞台裏を覗く。
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[内容紹介]おまけのルーツは大阪にある/世界へ広がった「たばこカード」/江戸の浮世絵から派生した売薬版画/グリコのおまけ、その誕生秘話/組み立て付録の名作たち/ミズカンははじめからないんだよ!/レアものアトムの出どころ/ライダーカードの社会現象/ビックリマンシールの産みの親/チョコエッグの誕生秘話 etc.
●第1章 「おまけ」という文化
●第2章 おまけ文化の幕開け
●第3章 激動の時代を生きたおまけたち
●第4章 進化する魔法の小箱
内容説明
魔法の小箱に収められたいっぱいの夢…子どものころ、だれもが一度は夢中になったおまけたち。いまでは大人までがその虜になっているというのだから、日本文化の象徴なのかもしれない。宣伝合戦から生まれた「たばこカード」に始まり、ご存じグリコの豆玩、壮大な『少年倶楽部』の組み立て付録。社会現象にもなった「紅梅野球カード」に「ライダーカード」「ビックリマンシール」―。あのころのときめきを胸にタイムスリップ!明治から平成へと激動の時代を駆け抜けた制作者たちの人間ドラマ、夢の世界の舞台裏を覗く。
目次
第1章 「おまけ」という文化(おまけと日本人のメンタリティー;欧米社会のおまけ事情 ほか)
第2章 おまけ文化の幕開け(富山が生んだ日本初の販促ツール;印刷技術の発展とたばこカード ほか)
第3章 激動の時代を生きたおまけたち(グリコが歩んだ昭和という時代;付録が付録を超えた日 ほか)
第4章 進化する魔法の小箱(カード・コレクションの魔性;キャラクター・ビジネスとおまけ ほか)
著者等紹介
北原照久[キタハラテルヒサ]
1948年東京都生まれ。青山学院大学卒業。現在、(株)トーイズ代表取締役、横浜ブリキのおもちゃ博物館館長。ティントイ(ブリキのおもちゃ)コレクターの権威として世界的に知られるほか、明治以降の看板、マッチ箱、うちわ、商品パッケージ、広告、時計、ラジオ、モーションディスプレイなどコレクションは多方面にわたる。テレビ東京系列「開運!なんでも鑑定団」のレギュラー鑑定士として活躍するほか、ラジオ、雑誌、講演など幅広い活動を続ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。