感想・レビュー
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桑畑みの吉
3
1988年6月刊行。著者は1956年からスポーツ新聞社で映画記事を担当しており、映画監督と公私に渡って交流のあった人物である。本書に登場するのは日本映画の巨匠たちばかり。「小津安二郎」「山田洋次」「黒沢明」「大島渚」「小林正樹」「木下恵介」「中平康」「吉村公三郎」「渋谷実」「増村保造」「成瀬巳喜男」「今村昌平」「中村登」「今井正」「岡本喜八」「稲垣浩」「新藤兼人」「豊田四郎」「市川崑」「浦山桐郎」の計20名。女優に甘い監督がいたり、女優を泣くまで演技指導する監督がいたりその個性も千差万別だった。2023/01/24