内容説明
人間のせいで、動物たちがひどい状況にさらされています。動物たちのすみかは“開発”によって破壊され、化石燃料をもやすことによって地球の温暖化がすすみ、動物たちの生きる環境が大きくかわってきました。本巻は、こうした動物に関する多くの問題について見ていきます。また、動物と人間がともに生きるために、なにができるかを考えます。
目次
いつも人間におびやかされている動物たち
熱帯雨林の破壊
オオカバマダラの危機
分断されたパンダの竹林
タラはもどってくるか?
「白化」した世界最大のサンゴ礁
地球温暖化とホッキョクグマ
動物保護か石油か?
プラスチックのゴミにころされる海鳥
密猟される絶滅寸前の動物たち
調査捕鯨はいけないこと?
集約農業がニワトリをだめにする
人類のできること・生物多様性条約
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年、NHKに記者として入局。1994年から「週刊こどもニュース」キャスター。2005年3月NHK退社後、現在ジャーナリストとして活躍
稲葉茂勝[イナバシゲカツ]
1953年東京生まれ。東京外国語大学、大阪外国語大学卒業。国際理解教育学会会員。編集者としてこれまでに700冊以上の書籍を担当。著書は50冊以上にのぼる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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