ThinkPadはこうして生まれた

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  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344998063
  • NDC分類 548.2
  • Cコード C0095

内容説明

日本人エンジニアの飽くなき技術革新に迫る!年間1200万人以上に利用されているノートパソコンを開発した、日本人エンジニア。進化する技術に魅せられ、限界に挑み続けてきた男はいつしか、“ThinkPadの父”と呼ばれるようになった―。本書初!ThinkPad開発秘話。

目次

第1章 ThinkPadを生んだ哲学、葛藤、技術(持ち運びができるPCを日本につくらせよう!;皆が、新しい領域を開拓するという達成動機に突き動かされていた ほか)
第2章 製品のその先を追求したモノづくり(実現したい顧客価値の前に数値目標があるのはおかしい;いくらしゃべっても真似されないノウハウは言外にある ほか)
第3章 IBMからレノボへ。変わらぬ品質とたゆまぬ進化(レノボへの転籍―ThinkPadのロゴは私たちが持っていく;PC事業は主力事業となった3年間我慢して、それから裾野を広げ始めた ほか)
第4章 イノベーション・トライアングルの先にあるもの(「大和」という名前は、地名ではなく一つのブランドにまで昇華されていた;3カ所の研究開発センターを擁するグローバル企業の素顔 ほか)
第5章 真のグローバル企業だからなし得ることがある(レノボが実践するグローバル企業の条件と成長要因;NECレノボ・ジャパングループの発足は手放しで喜ぶべき出来事だ ほか)

著者等紹介

内藤在正[ナイトウアリマサ]
レノボ・ジャパン株式会社取締役副社長。研究・開発担当。レノボ・グループプロダクト・グループバイス・プレジデント。チーフ・デベロップメント・オフィサー(CDO)レノボ・フェロー。1952年愛知県生まれ。1974年慶應義塾大学工学部計測工学科卒。日本アイ・ビー・エム株式会社入社。1989年より携帯型PC、ノートブックPC(ThinkPad)開発を担当。1994年IBMシニアテクニカルスタッフメンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kubottar

7
書店にてノートPC欲しいなあと思っていた時、ふとビジネス書棚に視線を移したら表紙で打ちのめされ衝動買い(自分だけですか?表紙買いしちゃう癖があるのは)質実剛健な仕事用ノートというイメージが強いThinkPad、そのイメージに違わぬ熱い情熱を持った人が創っていました。そしてエンジニア側の視点も勉強できてノートPCを見る目が少し変わったと思います。軽ければいい薄ければいいというわけじゃあありませんね。2011/11/08

Humbaba

5
できない理由を探そうと思えばいくらでも見つけることが出来る。しかし、それをいくら集めても、ユーザは喜んでくれない。たとえ困難な道であっても、ユーザが求める以上は実現するために動くことで見えてくるものもある。現時点では100点を取れなくても、進んでいるうちに解決策は見えてくるかもしれない。2016/05/23

無謀庵

2
コンピュータ史の一端の話、あるいは、テクノロジーの話が出てくるものかと思ったら、エンジニアとそれをマネージする仕事についての、ビジネス書のような本でした。予想とは外れていましたが、しかし、一応エンジニアの端くれの私には、これだけ自ら作り上げたものに胸を張れる人の考え方に、興味深いところが多々ありました。2012/12/01

ko1kun

1
素晴らしい本です。と言っても、タイトルからThinlPadの歴史や蘊蓄を知りたいと思った人には全く的外れです。IT系企業の係長や課長になるorである人に読んでいただきたい1冊です。2012/01/07

かんなか

0
詠み人知らずの~がとても好きだ。そうありてえなあ。2016/05/24

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