サルでもできる弁護士業

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344996557
  • NDC分類 327.14
  • Cコード C0032

内容説明

どこの国と比べてみても、日本の弁護士は特殊だ。彼らは、人々のために仕事をするのではない。彼ら自身のために仕事をするのである。世間の常識は、弁護士の世界では常識ではない。歪んだ日本の弁護士業界の内幕をすべて白日の下に曝す。

目次

第1章 壊れた偶像―これが日本の弁護士の実態だ!(役割を果たしていない我が国の弁護士たち;弁護士の本当の姿1―弁護士は仕事をしない ほか)
第2章 自由を奪われた日本の弁護士たち(弁護士は弁護士会の「会畜」に堕ちた;弁護士会の成り立ちは? ほか)
第3章 共産党支配から抜け出せない日本の弁護士(共産党の票田を開拓する人権弁護士たち;共産党系法律事務所は弁護士法違反の非弁提携だ ほか)
第4章 弁護士なんてサルでもできる!(長らく踏襲されてきた弁護士業務の限界;弁護士業務に革命を起こした「マニュアル化」とは ほか)
第5章 弁護士の新たな可能性(それでも弁護士は必要だ!;弁護士こそ政治の世界に入っていくべきだ ほか)

著者等紹介

西田研志[ニシダケンシ]
法律事務所ホームロイヤーズ所長弁護士。1949年、長崎県佐世保市生まれ。佐世保南高校、一橋大学法学部卒業。学生時代に一橋大学奥アマゾン第二次踏査隊長を務める。卒業後、日商岩井入社。’87年弁護士登録。フィリピン残留孤児や日比混血問題、ドミニカ移民問題などの国際人権問題分野の開拓者としても知名度が高い。一方、弁護士広告解禁、価格自由化を提言し、弁護士業務改革のリーダーとして注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

時任ウロ

5
そういえばいつからかよく弁護士のCMを聴くようになったと思ったら、昔は規制されていたんですね。弁護士業界の柵のことなど分かり易く読めたが、最期の方はなんだか著者のビジネスプランばかりのような。ただ弁護士のやっている仕事ってめちゃくちゃ難しいわけじゃないんだと分かった。2014/04/05

Humbaba

2
弁護士は正義の為に存在するわけではない.特に,現在は需要と供給があっていないので,単価の安い問題になると弁護士はほとんどかかわれない.もっと多くの問題を解決するためには,個々の努力ではなくて,より大きな方向転換が求められる.2011/08/26

maech9

1
弁護士業界という旧弊が支配する世界に単騎にて反旗を翻した弁護士の決起文。自社宣伝その他、著者自身の理想が過剰に入っているのでは?(特に後半部)とも思えたが、それでも「覚悟を決めた」男の語りからは、読む者に対してひしひしと伝わる熱さがある。そして最後の著者の同僚Kの話は余りに悲惨…。こうしたことも、いまの弁護士業界の実態の一例を示すものとして、知っておきたい。2009/02/23

Chikako.U

0
政治に参加し,法律を武器に官僚の横暴を抑えよ2013/01/05

Hiro A

0
ホームロイヤーズなる、CMが大量に入っているので、そこの所長が書いた本を読んでみた。 日本の弁護士業界は云々、の部分は話半分に見ておくとしても、同質的な競争をしている業界の中で差別化を図ることが、過剰利潤を獲得する源泉になっていると共に、なかなか業界の理解は得られないということは、どこの業界も同じだと思った。平易な文章なのでサラッと読める。 恩師が、「同業者に嫌われる企業になれ」といっていたのを思い出した。 2009/01/25

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