幻冬舎新書<br> 検事の本音

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幻冬舎新書
検事の本音

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  • サイズ 新書判/ページ数 304p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344987876
  • NDC分類 327.13
  • Cコード C0295

出版社内容情報

“検事はつらいよ”
世間では「正義のヒーロー」
現実は「地味な調書作成に追われ、口を割らない被疑者に泣かされる日々」


起訴した事件の有罪率は99%以上、巨悪を暴く「正義の味方」というイメージがある検事。
しかしその日常は、捜査に出向き、取調べをして、調書を作成するという、意外に地味な作業ばかりだ。
黙秘する被疑者には、強圧するより心に寄り添うほうが、自白を引き出せる。
焦りを見せない、当意即妙な尋問は訓練の賜物。
上司の采配で担当事件が決まり、出世も決まる縦型組織での生き残り術も必要だ。
冤罪を生まないために、一切のミスも許されない検事の日常を、検事歴23年の著者が赤裸々に吐露する。


●検事の重要な仕事は警察捜査のチェック
●宿直の経験が検事を一人前にする
●被疑者は夜にこそ真相を語る
●検事が神経をすり減らす合同捜査の実態
●自己流で身につけた取調べ術
●被疑者の心を開かせる方法
●無味乾燥な脱税事件の調書
●冤罪を防ぐための世界に誇れる日本の司法制度


【目次】

内容説明

起訴した事件の有罪率は99%以上、巨悪を暴く「正義の味方」というイメージがある検事。しかしその日常は、捜査に出向き、取調べをして、調書を作成するという、意外に地味な作業ばかりだ。黙秘する被疑者には、強圧するより心に寄り添うほうが、自白を引き出せる。焦りを見せない、当意即妙な尋問は訓練の賜物。上司の采配で担当事件が決まり、出世も決まる縦型組織での生き残り術も必要だ。冤罪を生まないために、一切のミスも許されない検事の日常を、検事歴23年の著者が赤裸々に吐露する。

目次

第1章 独任官庁と呼ばれる検察官
第2章 検事の仕事の現場
第3章 知られざる検事の捜査
第4章 知られざる検事の横顔
第5章 黙秘する被疑者に対する取調べ
第6章 隠し続けた検事の本音
第7章 検事の涙
第8章 検察を取り巻く問題点
第9章 外事係検事として
第10章 日米の検察官の違い
第11章 検事から見た被疑者、被害者の心理
第12章 検事になりたい人へ

著者等紹介

村上康聡[ムラカミヤストシ]
1960年、山形県生まれ。中央大学法学部卒業後、1985年検事任官。東京地検等で殺人事件、特捜事件、外国人事件等の捜査・公判に携わる。外務省出向、内閣官房参事官、福岡地検刑事部長等を歴任。退職後、2007年に弁護士登録。上場会社の社外監査役、民事、刑事事件の弁護活動を行なっている。二十三年間の検事生活で、そして弁護士となった今も、人間は法の下で平等であるべきとの信念を徹底して貫いている。最近は、YouTube番組「RMCAチャンネル」での時事問題の解説のほか、新聞・TVへもコメントを多数寄せている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

jackbdc

7
検事の内幕を綴った本は初めて。意外と普通の仕事として描写されていた。超ブラックだとか、伏魔殿みたいな組織の闇は登場せず。職業への熱い矜持と取調室で供述を引き出す人間力への志向が著者が一番伝えたい事なのかな。総じてカッコつけ過ぎな印象。コパって調べたら検事への強い権限集中が日本司法制度上の特徴と後で知る。裁判の効率性が高く警察暴走を防ぐ等の効果の裏に検事権力の暴走による罷免事件や権力との癒着疑惑等が囁かれているのだが、そうしたメリットデメリットの裏側を意識的に語ってくれると面白かったという気持ちもあるが。2026/01/27

てくてく

5
検事時代の回顧本。検察官がどういう仕事をしていて、何を重視しているかが多少わかるので、検察事務を目指す人にすすめようと思う。今なお問題が解決したとは言えない検察内の性犯罪にも言及されている。外事関係が面白かった。2025/12/27

zero

3
検察官として23年間勤務し現在は弁護士をしている著者が、当時感じた様々な思いやエピソードを本音で語る。公訴権という恐ろしく強い権限を持つ代わりに、常に事件のことを考え、ほぼ一人で決断し続けなければならない孤独な職業である検察官。当時の失敗談がたくさん語られることで、検事も一人の人間だということや、その仕事には、人を裁くことの難しさや罪を犯す人間への憐憫があることを理解できた。2026/01/26

ぴんちょす

2
検事の仕事が孤独で過酷なことを知ることができた。 自身も働く中でつまずくことや感じることがあるが、職業の大変さの比較の是非はさておき、全く小さな悩みだと感じた。 孤独で被疑者と向き合う検事の方々のおかげで我々が安全に生活できている。2026/01/22

ふくちゃん

2
検事さんとして様々なお仕事を経験されているようで一冊に収まり切れないようです。最も興味があるのは外事係検事としての米軍との関り、といいますか日米間の表向きと暗黙のルールがどのようなものであるかの点ですが、本書の主旨ではありませんし書けないこともあるのでしょう。ひょっとしてそのあたり知らされないこともあるというお立場でしょうか。通訳者さんのリスクが挙げられているのは他の場所でも今後考慮される必要性が感じられます。♤2026/01/21

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