出版社内容情報
「せん妄」という、薬の副作用に苦しめられる高齢者、続出!
もし、あなたが同じ医者から5種類以上の薬を処方されて飲んでいたら、医者を変えた方がいい。
なぜなら、複数の薬を飲むことによる恐ろしい副作用があるからだ。例えば、頭がぼんやりしたり、幻覚に襲われたりする「せん妄」がその一つ。
他にも「とりあえず検査を」と言う医者や、検査結果だけをみて実際の体調を考慮しない医者も避けるべきだ。
本書では高齢者医療の専門家が、医者の見極め方や病院のかかり方、筋肉や気力を維持するための生活習慣を具体的に解説。好きなことをしながら大往生したい高齢者、必読の書。
内容説明
もし、あなたが同じ医者から5種類以上の薬を処方されて飲んでいたら、医者を変えた方がいい。なぜなら、複数の薬を飲むことによる恐ろしい副作用があるからだ。例えば、頭がぼんやりしたり、幻覚に襲われたりする「せん妄」がその一つ。他にも「とりあえず検査を」と言う医者や、検査結果の数値だけをみて実際の体調を考慮しない医者も避けるべきだ。本書では高齢者医療の専門家が、医者の見極め方や病院のかかり方、筋肉や気力を維持するための生活習慣を具体的に解説。好きなことをしながら大往生したい高齢者、必読の書。
目次
第1章 高齢者の暴走事故―なぜ医師はせん妄を疑わないのか(高齢者はむしろ「のろのろ運転」;「急にわからなくなる」のはなぜか? ほか)
第2章 高齢者医療の不都合な真実(高齢者に必要な総合診療医はわずか2%しかいない;多剤併用の恐ろしさを、医師も患者も知ってほしい ほか)
第3章 現代医学は高齢者に合わない(血糖値高めはダメダメ、に惑わされるべからず;低血糖の方が、脳へのダメージが大きい ほか)
第4章 高齢者を幸せにする医療と暮らし(病院と診療所の違い、何か知っていますか?;明るくなれる病院の選び方―待合室で、病院の雰囲気を知ろう ほか)
終章 よい医者の見極め方・付き合い方九カ条(第一カ条:医者の言いなりになってはいけない;第二カ条:医者への質問をためらわない ほか)
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。高齢者専門の精神科医として、三十五年以上にわたって高齢者医療の現場に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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