幻冬舎新書<br> 「せん妄」を知らない医者たち

個数:
電子版価格
¥982
  • 電子版あり

幻冬舎新書
「せん妄」を知らない医者たち

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月30日 10時21分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344987487
  • NDC分類 493.18
  • Cコード C0295

出版社内容情報

「せん妄」という、薬の副作用に苦しめられる高齢者、続出!

もし、あなたが同じ医者から5種類以上の薬を処方されて飲んでいたら、医者を変えた方がいい。
なぜなら、複数の薬を飲むことによる恐ろしい副作用があるからだ。例えば、頭がぼんやりしたり、幻覚に襲われたりする「せん妄」がその一つ。
他にも「とりあえず検査を」と言う医者や、検査結果だけをみて実際の体調を考慮しない医者も避けるべきだ。
本書では高齢者医療の専門家が、医者の見極め方や病院のかかり方、筋肉や気力を維持するための生活習慣を具体的に解説。好きなことをしながら大往生したい高齢者、必読の書。

内容説明

もし、あなたが同じ医者から5種類以上の薬を処方されて飲んでいたら、医者を変えた方がいい。なぜなら、複数の薬を飲むことによる恐ろしい副作用があるからだ。例えば、頭がぼんやりしたり、幻覚に襲われたりする「せん妄」がその一つ。他にも「とりあえず検査を」と言う医者や、検査結果の数値だけをみて実際の体調を考慮しない医者も避けるべきだ。本書では高齢者医療の専門家が、医者の見極め方や病院のかかり方、筋肉や気力を維持するための生活習慣を具体的に解説。好きなことをしながら大往生したい高齢者、必読の書。

目次

第1章 高齢者の暴走事故―なぜ医師はせん妄を疑わないのか(高齢者はむしろ「のろのろ運転」;「急にわからなくなる」のはなぜか? ほか)
第2章 高齢者医療の不都合な真実(高齢者に必要な総合診療医はわずか2%しかいない;多剤併用の恐ろしさを、医師も患者も知ってほしい ほか)
第3章 現代医学は高齢者に合わない(血糖値高めはダメダメ、に惑わされるべからず;低血糖の方が、脳へのダメージが大きい ほか)
第4章 高齢者を幸せにする医療と暮らし(病院と診療所の違い、何か知っていますか?;明るくなれる病院の選び方―待合室で、病院の雰囲気を知ろう ほか)
終章 よい医者の見極め方・付き合い方九カ条(第一カ条:医者の言いなりになってはいけない;第二カ条:医者への質問をためらわない ほか)

著者等紹介

和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。高齢者専門の精神科医として、三十五年以上にわたって高齢者医療の現場に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

94
日本の医療の問題点は薬剤の多さである。日本は世界で最も医療費の中の薬剤の比率が高く、国の医療費約31兆円のうち約8兆円と言われています。日本の人口の高齢者(65歳以上)の割合が約29%となった。高齢者が多剤併用をすると様々なリスクが増加する。5〜6種類の薬剤で転倒のリスクは約40%にも上る。「せん妄」の原因のひとつも薬剤の副作用である。著者は医師の言うなりにたくさんの薬を飲み続けることは避けるべきだと主張する。老いに負けないためには、医療機関にかかるのではなく、老いに負けない体になる方法を伝授しています。2025/06/14

油すまし

28
周りでせん妄の症状が出たのを、よく耳にするようになり気になり読みました。運転注意薬とされる血圧降下薬やコレステロール降下剤などなど、飲んでいる薬は4〜5種類という人はそう少なくなく、そんな人がある日急に、頭がぼんやりして、意識がおかしくなってしまう。「あそこに誰かがいる」「誰かの声が聞こえる」といった幻聴で騒ぐ。それは「せん妄」という意識障害が引き起こしたもの。認知症ではない。知っておかないとそんな症状が身内や周りで出たら慌てるし、事故にもつながります。高齢者の薬、要注意です。帰省したら薬のチェック大事。2025/06/08

kazu4

5
あまり医療関係の書物は読まない方だが。身内に最期せん妄の状態になった方がいて、図書館で題名を見かけて読んでみた。 私も身近で経験するまで、せん妄を知らなかった。確かにたくさんの薬を処方されていたので、それが原因だったかもしれない。 幸福寿命を長くするように心がけたい。幸い、私のかかりつけは、検査もめったにしないし、薬も多く出そうともしない。名医なのかもしれない。良かった。2025/01/17

subabai

1
専門以外の視野が狭い医者に警鐘を鳴らし、患者も医者信者にならず感覚を鍛えろという内容。著者が攻撃的な気もするが概ね同意。私は医者を尊敬してるし信じたい気持ちもあるが、絶対的な存在とは考えていない。それでも自分の体は自分が一番わかるというところまで持っていくのは難しいと思う。 高齢の医者ほど自信過剰かつ新しい知識がないことが多い。最近は医者の過労問題など働き方改革も進んでいるが、技量を高めるため医者の方々には頑張ってもらいたい。 歳を取ったら好きなものを食べて暮らし、長生きしすぎないのが幸せな気がする。2025/03/20

たっちゃん

0
・高齢者の暴走運転の原因は薬の副作用による意識障害(せん妄)の可能性が高い ・医者の命令が絶対と考えず、自分の感性・感覚を最優先する。 ・高齢者医療で重視すべき3つの視点  ①栄養学 ②心の医療 ③免疫学 ・病院選びのコツは、待合室で病院の雰囲気を知ること ・体に筋肉、頭には柔軟な発想、心には自由な精神 2025/06/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22165402
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品