出版社内容情報
フランス革命以降、人権への強い関心の潮流は止まらず、世界は今最もリベラル化していると言える。とはいえ、さらに男性に変化が求められる近年は、フェミニズムの視点抜きで、国や企業の成長は語れない。世界標準に遅れ、その分、伸びシロたっぷりの日本が知るべき「男女同権」の歴史とは? 米国で家族法を学び、自身も後発で目覚めた著者が、熱狂と変革のフェミニズム史を大解剖。ウルストンクラフト、ボーヴォワール、マッキノン、与謝野晶子など、主要フェミニスト五十余人を軸に、思想の誕生とその展開を鷲掴みした画期的な入門書。
内容説明
フランス革命以降、人権への強い関心の潮流は止まらず、世界は今最もリベラル化していると言える。とはいえ、さらに男性に変化が求められる近年は、フェミニズムの視点抜きで、国や企業の成長は語れない。世界標準に遅れ、その分、伸びシロたっぷりの日本が知るべき「男女同権」の歴史とは?米国で家族法を学び、自身も後発で目覚めた著者が、熱狂と変革のフェミニズム史を大解剖。ウルストンクラフト、ボーヴォワール、マッキノン、与謝野晶子など、著名フェミニスト五十余人を軸に、思想の誕生とその展開を鷲掴みした画期的な入門書。
目次
第1章 フランス革命とヨーロッパ、フェミニズムの息吹―フェミニズム第一波
第2章 マクドナルド化とリベラル・フェミニズム―フェミニズム第二波
第3章 生み落とされたラディカル・フェミニズム―フェミニズム第二波(1960年代後半)
第4章 マルクス主義フェミニズムの希望―フェミニズム第二波(1970年代前半)
第5章 異質なカルチュラル・フェミニズム―フェミニズム第二波(1980年代)
第6章 セクシー&エンパワメントの波、男女の解体―フェミニズム第三波・第四波(1990年以降)
第7章 日本のフェミニズム―欧米に影響されつつ独自の発展
著者等紹介
山口真由[ヤマグチマユ]
1983年、札幌市生まれ。東京大学法学部卒。財務省、法律事務所勤務を経て、ハーバード大学ロースクールに留学。家族法を学ぶ。2017年にニューヨーク州弁護士登録。帰国後、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程に入学し、2020年に修了。博士(法学)。現在は信州大学特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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GAKU
はるき
die_Stimme
田中峰和
朝ですよね