お守りを読む―日本人は何を願ってきたのか

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お守りを読む―日本人は何を願ってきたのか

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  • サイズ 46判/ページ数 184p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393482292
  • NDC分類 175.5
  • Cコード C0021

出版社内容情報

人はなぜ、お守りをもつのか。怨霊を鎮める王朝人の儀式、邪気を祓うための風習、清少納言もおこなった物詣、疫病除けの浮世絵……。疫病の脅威から身を護る手だてとして誕生し、千年をこえる歴史のなかで日本人の精神を涵養してきたともいえるお守り。厄災への対処から、健康や繁栄、心願成就、将来への祈りまで。お守りという万華鏡をとおしてみえてくる、知られざる歴史と驚きのエピソード。
伝承や古典、史料などにみえる多彩な様相から起源と変遷をたどり、祈りと願いの文化を探る。

内容説明

怨霊を鎮める王朝人の儀式、邪気を祓う風習、清少納言もおこなった物詣、疫病除けの浮世絵…。知られざる歴史とエピソードから読み解く、祈りと願いの文化誌。

目次

1 お守りのルーツは疫病退散を願う呪符(日本初の疫病は天然痘だった;仏教伝来と天然痘の広まり ほか)
2 邪気から身体を護る術(屠蘇は邪気を祓う薬;邪気祓いの七種粥・小豆粥 ほか)
3 懸守で道中安全を祈る(観世音菩薩の現世利益を願う;藤原道綱母、夫の浮気に苦しみ物詣をする ほか)
4 進化するお守り(勇み肌を演出する胸守の登場;疱瘡除けの錦絵―疱瘡絵 ほか)

著者等紹介

鳥居本幸代[トリイモトユキヨ]
1953年生まれ。同志社女子大学家政学部卒業。京都女子大学大学院修了、家政学修士。神戸女子短期大学助教授・姫路短期大学助教授・姫路工業大学環境人間学部助教授・京都ノートルダム女子大学生活福祉文化学部教授を経て、京都ノートルダム女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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乱読家 護る会支持!

5
僕はお守りをつけたことは子供の頃から無かったと記憶しています。 自分には強い守護霊さんがついているという思い込み、僕の霊力はとても強く邪気に取り憑かれることはないという思い込みがあるから。 偶然や勘違いだと思うけれど、「守護霊さんが守ってくれたと思える体験」「自分が霊力を高めたときに邪気が退散したと思える体験」を子どもの時に何度も経験しているからだと思います。 最近、加齢により守護霊さんのパワーも、僕の霊力も下がってきているように思えていますが、お守りをつけることに、プライドのような抵抗感があるのです。2023/07/21

ぷりん

2
初詣でお守り買うことあるかも、などと、この時期だからこそ手に取った本。わたし自身が日本史についてあまりにも勉強不足なため、平安時代の人名がほぼちんぷんかんぷん…。少しだけ読んだ事がある源氏物語のほんのわずかな知識がかろうじて助けてくれた部分あり。思ってたよりもお守りそのものについてはそれほど触れられてない印象。お守りよりは、それが求められた背景が詳細に語られていて、途中で「お守りどこいった?」となってしまった。全てはたぶん、わたしの勉強不足からくるもの。2022/12/30

Go Extreme

2
お守りのルーツは疫病退散を願う呪符: 日本初の疫病は天然痘だった 仏教伝来と天然痘の広まり 長岡京 平安貴族 御霊会 蘇民将来の故事 邪気から身体を護る術: 屠蘇は邪気を祓う薬 邪気祓いの七種粥・小豆粥 意外なひな祭りの起源 菖蒲 懸守で道中安全を祈る: 観世音菩薩の現世利益を願う 藤原道綱母、夫の浮気に苦しみ物詣をする 聖書納言の物詣 懸守をつけて物詣 進化するお守り: 勇み肌を演出する胸守の登場 疱瘡除けの錦絵―疱瘡絵 高僧良源 進化・多様化する現代のお守り 2022/12/18

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