内容説明
2022年2月24日、ロシア軍はウクライナへの侵攻を開始。世界は一気に第三次世界大戦に発展しかねない危機に瀕した。なかでも地政学的脅威にさらされているのが、ロシア・中国・北朝鮮に囲まれた日本だ。平和憲法が守ってくれるという盲信にとらわれ、自国防衛をアメリカに依存しきったこの国は、有事において国土と国民を守れるのか。元自衛隊幹部が世界情勢を精緻に分析、日本壊滅4つのシナリオを明らかにする。2012年刊行の話題作『2013年、中国・北朝鮮・ロシアが攻めてくる』に大幅加筆した緊急提言。
目次
ロシアのウクライナ侵攻
第1章 日本を取り巻く戦略環境(激変する世界;沸騰する北東アジア ほか)
第2章 日本を襲う、6つの脅威(脅威とは;脅威1「今そこにある脅威」 ほか)
第3章 日本に壊滅的な影響を及ぼす4つのシナリオ(シミュレーション1 中国による南西諸島侵攻;シミュレーション2 北朝鮮の暴発 ほか)
第4章 危機対処上の課題と提言(ポスト「3・11」の安全保障;災害にどう備えるか ほか)
ロシア・ウクライナ出張記録
著者等紹介
福山隆[フクヤマタカシ]
1947年長崎県生まれ。防衛大学校卒業後、陸上自衛隊幹部候補生として入隊。90年外務省に出向、大韓民国駐在武官として朝鮮半島情勢のインテリジェンスに関わる。95年、連隊長として地下鉄サリン事件の除染作戦を指揮。陸将補、西部方面総監部幕僚長、陸将を歴任し、2005年退官。ハーバード大学アジアセンター上級客員研究員を経て、現在、広洋産業株式会社顧問
宮本一路[ミヤモトイチロ]
1951年熊本県生まれ。防衛大学校卒業後、陸上自衛隊幹部候補生として入隊。90年外務省に出向、イラン駐在武官として湾岸戦争に関与。「伝説の駐在武官」として名を馳せる。95年内閣情報調査室国際部ロシア班長、2003年防衛省情報本部情報官など、長く中東・ロシア情勢のインテリジェンスに関わる。06年陸将補。08年退官。現在は会社顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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sakadonohito
Nori
倉屋敷??
とり
本まーちゃん