創元推理文庫<br> 印(サイン)

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創元推理文庫
印(サイン)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488266080
  • NDC分類 949.53
  • Cコード C0197

出版社内容情報

【アイスランド推理小説大賞受賞】
【CWAインターナショナルダガー最終候補作】
自殺した女性は母の死後、
精神的に不安定になっていた。
だが犯罪捜査官エーレンデュルは
女性の死に疑念を抱く。
北欧の巨人の人気シリーズ第6弾!

その女性はサマーハウスで首を吊っているのを発見された。夫によると、数年前に母親を失って以来、精神的に不安定になっていたらしい。死後の世界に興味をもち、降霊術師のもとに出入りしていたことも。本当に自殺なのか? 捜査官エーレンデュルは疑問を抱く。暴かれる悲痛な過去に心の底までゆさぶられる、アイスランド推理小説大賞受賞、北欧ミステリの巨人のシリーズ第6弾。訳者あとがき=柳沢由実子

内容説明

その女性はサマーハウスで首を吊っているのを発見された。夫によると、数年前に母親を失って以来、精神的に不安定になっていたらしい。死後の世界に興味をもち、降霊術師のもとに出入りしていたことも。本当に自殺なのか?捜査官エーレンデュルは疑問を抱く。暴かれる悲痛な過去に心の底までゆさぶられる、アイスランド推理小説大賞受賞、北欧ミステリの巨人のシリーズ第6弾。

著者等紹介

柳沢由実子[ヤナギサワユミコ]
1943年岩手県生まれ。上智大学文学部英文学科卒業、ストックホルム大学スウェーデン語科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

72
エーレンデュル捜査官シリーズの第6弾は降霊術や死後の世界が事件に関わる異色作。首を吊って亡くなった女性マリア。彼女は母親を亡くしてから死後の世界に興味を持ち降霊術に通っていたと言う。彼女の友人から降霊会を録音したテープを貰ったエーレンデュルはその内容に違和感を持つ。果たしてマリアは本当に自殺したのか?まるで何かに憑かれたように事件を追うエーレンデュル。過去の2件の失踪事件と平行しながら真実を求める彼の執念と辿り着く胸の痛くなるような真相。心の底まで揺さぶられるような心に染み入る物語運びは今回も健在だった。2024/01/15

ふう

69
アイスランドの捜査官エーレンデュルシリーズ第6話。湖の畔にあるサマーハウスで起きた一人の女性の首吊り自殺。「自殺」に疑問をもったエーレンデュルは一人で捜査を始めます。どこまでも寒く暗い冬景色。そこに過去の事件や死後の世界に取り憑かれた女性の恐怖と人間のおぞましさが重なり、読後感も重苦しいものでした。訳者あとがきによれば、アイスランドでは死後の世界に関心を持つ人が多いとか。併走して捜査を進める失踪した若者の事件。自身の過去の苦悩が失踪した子をもつ老人の悲しみと重なり、深い人間味を感じさせます。2023/12/21

シキモリ

31
<エーレンデュル捜査官>シリーズ邦訳第六作目。降霊術士の元に通う女性が自殺死体で発見されるというオカルトチックな筋書きだが、従来通りエーレンデュルが丹念な聞き込みを繰り返すことで、事の真相が明るみに出ていく。今作では彼の家族問題に改善の兆しが見え、娘のエヴァが彼の弟に言及する場面が印象的だ。毎度、謎が解けても全くスッキリしないシリーズだが、自身に課された贖罪かの如く【居なくなってしまった】人々の行方を追い続ける彼が行方不明者の家族にかける言葉に救われた。しかし、この調子だと本来の業務に絶対支障出ますよね?2024/01/04

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

28
自殺した女性に不審な感じを抱いて個人的に捜査するエーレンデュル。そして30年前の失踪事件も調べ始める。同僚の目は冷ややかで、子どもたちとは噛み合わず、元妻からはトゲトゲしい攻撃。どこまでも暗くて面白みのないエーレンデュル。なのについつい読んでしまうのは謎である。2024/02/26

ミノムシlove

21
垂れ籠める雲、氷の張った湖、背の低い草が広がる大地…。アイスランドから受けるイメージが果たして正しいかどうかはわからないが、エーレンデュルの背景には何時もこの光景が浮かんでくる。短い夏を堪能するための“サマーハウス”で、一人の女性が首をくくって亡くなっているのが発見される。警察の所見は自殺であった。非常に結び付きの深かった母が病死して後、母からの『印』を待ち望む日を送っていたらしいのだが。サブストーリーとして、ある行方不明事件が語られる。エーレンデュル自身にもかかわる思い出として。正直、現在の→続 2024/01/21

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