幻冬舎新書<br> 出家への道―苦の果てに出逢ったタイ仏教

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幻冬舎新書
出家への道―苦の果てに出逢ったタイ仏教

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  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344985780
  • NDC分類 182.237
  • Cコード C0295

出版社内容情報

直木賞作家である著者は、自らの才能に対する疑いと不安、楽な方へと流れてしまう性ゆえに、仕事に行きづまり、経済的にも困窮。逃げ出すようにしてタイへ移住する。仏教の国・タイで目にしたのは、毎朝の托鉢風景。俗世への執着を断った修行僧と、彼らに食物を捧げる人々の満ち足りた表情を眺めているうち、著者は、我欲に流され、愚行を重ねてきた己の人生の清算のために、一つの決心をするのだった――「人生の敗退者」が、ブッダの教えに導かれ、新たな道を歩み始めるまでを綴った感動の記録。

内容説明

直木賞作家である著者は、自らの才能に対する疑いと不安、楽な方へと流れてしまう性ゆえに、仕事に行きづまり、経済的に困窮。逃げ出すようにしてタイへ移住する。仏教の国・タイで目にしたのは、毎朝の托鉢風景。俗世への執着を断った修行僧と、彼らに食物を捧げる人々の満ち足りた表情を眺めているうち、著者は、我欲に流され、愚行を重ねてきた己の人生の清算のために、一つの決心をするのだった―「人生の敗退者」が、ブッダの教えに導かれ、新たな道を歩み始めるまでを綴った感動の記録。

目次

第1章 出家前夜
第2章 テーラワーダ仏教のかたち―タイ仏教の出家式(1)
第3章 華と没落を招いた日々
第4章 四堕の戒めと出家資格―タイ仏教の出家式(2)
第5章 家族をめぐる愛と苦
第6章 僧生活の心得と説教―タイ仏教の出家式(3)
第7章 俗世を捨てる決心
第8章 仏道修行とは何か―タイ仏教の出家式(4)

著者等紹介

プラ・アキラ・アマロー[プラアキラアマロー]
作家・僧。1948年兵庫県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒。80年『海を越えた者たち』(すばる文学賞佳作)でデビュー、88年『漂流裁判』でサントリーミステリー大賞、89年『遠い国からの殺人者』で直木賞を受賞する。2016年、チェンマイの古寺にて出家し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SOHSA

26
《購入本》題名のとおり著者の出家に至るまでの道筋が赤裸々に語られている。あまりに救い難く生々しい出家以前の生活はひとり著者のみならず、おそらく現代人の多くが多かれ少なかれ抱えている共通の問題でもある。果たして宗教に若しくは仏教にその救いがあるか否かはわからない。しかし、ひとが救いを求めて手をのばす先には正誤は別にしても何かしらの答えはある。解き得ぬ問いに悩み精進するのも人生のひとつであることは間違いない。本書では多くは語られなかった出家後の生活やテーラワーダ仏教の教えについて、是非次作で語ってほしい。2019/11/30

ミッチ

12
直木賞作家が能力の不安から執筆活動に行詰って行った生活を白日に晒し、その因の多くは戦後教育にあると……。著者は我欲と愚行の精算にブッタの教えの道に入る。そんな内容でした。 そんなに戦前教育が人間教育として賛美されるものだったのか?私は分からない?まあ取り敢えず悔い改める機会を与えた幻冬舎の見城徹氏の寛大さを褒め称えたいと思います。2020/02/17

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

7
著者にとってはさして気にとめることもない作品のようだけど、「昭和のチャンプ」は私が最も泣いた本でいまだに持ってるし文庫も買った。あの!私を!泣かせた作者が!ということで手にとったけど、いやー、なかなかの自己責任ルサンチマンですね。出家に興味のある人は零落部分はとばしてください、とあったけど私は逆で、延々と続くテーラワーダ仏教の説明はどうでもよかった。時代のせいにしてるけど、たしかに時代のせいなんだろうなあ。力のない人を養うことができた勢いのある時代の。うっかり甘い汁を吸っちゃったがためにその後詰んでしま2020/01/23

wang

2
タイで出家した経験からその出家式の様子を描く。と同時になぜ日本人の著者がタイに渡り出家する決意をしたのか、本人の失敗と後悔の過程を語る。直木賞作家で自身の作品を映画化した経験もある著者だが、作家としての方向性に常に悩み苦しみ、見栄と欲から怪しいビジネスにも手を出し、家族を苦しめ、経済的に行き詰まりタイでの生活を選ぶ。仏教と出会い、自身の弱さ欠点を自省して振り返ることができたようだが、随所に環境のせい、運の悪さ、他人があの時こうしてくれていればという責任転嫁の思いがにじみ出て、まだまだ修行途中だなと感じた。2023/04/27

ぶぶぅ

2
「出家」がテーマであるが、本の半分が著者の過去(主に失敗談)である。書かれてある内容が事実ならば、個人的には全く共感できず、逃げに逃げて最後にタイで出家しました…としか思えず、出家ってこういうものなのだろうかと疑問を持ちました。いずれにしろ、出家そのものを知るというより著者の波乱万丈(自業自得?)な人生を小説のように読むイメージに近いです。2019/12/19

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