出版社内容情報
「足病」は足切断を回避するための医療として登場しました! 新しい医療のジャンルで、多くの医者自身もまだ知らない「足病」は、重症化予防として今年から厚労省が大キャンペーンを張ります。
内容説明
「足病」は、2016年から国の支援を受けて具体的に医療体制の仕組みが動き出した新しい医療の領域です。「足病」の治療は一刻を争います。本邦初の、「足病」をわかりやすく説いた本。
目次
プロローグ 下肢救済・足病対策の夜明けが来た
第1章 足病をめぐる動き
第2章 足を切断するということ
第3章 足病の原因とメカニズム
第4章 足病の診断と治療
第5章 足病の「予防」と「重症化予防」
第6章 透析と腎移植
エピローグ 足病対策の未来に向けて
著者等紹介
大浦武彦[オオウラタケヒコ]
1931年生まれ。北海道大学名誉教授、医学博士。日本下肢救済・足病学会理事長。日本の形成外科領域の先駆者として長年にわたり活躍。また、創傷治療の実践的な治療方法を開発するなど、パイオニアとして医療界をけん引してきた。現在は、糖尿病や透析による足切断回避の対策に尽力している。日本形成外科学会理事長、国際熱傷学会副会長、日本褥瘡学会理事長などを歴任
秋野公造[アキノコウゾウ]
1967年生まれ。参議院議員。長崎大学・横浜薬科大学・長崎外国語大学客員教授。医学博士。長崎大学と米国シーダース・サイナイ・メディカルセンターでの勤務後、2006年より厚生労働省で勤務。東京空港検疫所支所長などを歴任。医学・行政・立法の現場に精通した稀有な存在で、国の医療制度を舵取りする。胃がん予防のためのピロリ菌除菌の保険適用を実現させた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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