内容説明
味、価格、サービス、雰囲気…レストランはいくつもの尺度で客から裁かれる。不満を抱いた客は、二度と訪れない。彼らを満足させるためにやるべきことは山ほどあるが、無駄な人員を抱える余裕はない。最少人数のスタッフが一丸となってサービスを提供できなければ店が潰れてしまう。そんなシビアな世界で二十年の長きにわたって営業を続けてきた一流フレンチレストランのオーナーシェフが、チームで結果を出す秘訣を明かす。
目次
第1章 大組織では自立ができない?(固定したら、組織も個人も終わりです;優秀な個人を集めてもうまくいかない ほか)
第2章 大成功を求めるとあぶない(内部よりも外部が先に理解してくれる;見えない世界に目を向けるという方針 ほか)
第3章 飽きられないサービスとは(有名店も、持ちあげられると崩壊する;経験は遠慮なく冒険をするためにある ほか)
第4章 小組織だからできることは(お客さんの信頼を獲得するということ;「苦労したくない人材」もやってくる ほか)
著者等紹介
斉須政雄[サイスマサオ]
1950年生まれ。73年よりフランスに渡り、85年に帰国するまでの12年間、複数の三つ星レストランで働く。その頃に出会った料理人たちの姿を理想として、自らがオーナーシェフを務める「コート・ドール」にて、現在も現場の最前線に立ち、チームを牽引している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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