内容説明
トラブルへの法的対応は、ひとたび間違ってしまえば安定企業をも一瞬にして奈落の底に突き落とす。にもかかわらず、経営の中で法務体制の整備はとかく軽視されがちな現状がある。本書では、著者が企業法務専門の弁護士として経験した事例を紹介しながら、どんなトラブルにも「絶対負けない」ための法務戦略の立て方を解説する。
目次
第1章 100年続いた企業も、たった一回の法務トラブルで潰れる時代
第2章 会社に致命傷を与える、4パターンの企業トラブル
第3章 取引先、社員の犯罪行為―企業イメージを失墜させる“刑事事件”の対応
第4章 気づかぬうちに忍び寄る闇。“反社会的勢力”の対応
第5章 ビジネスに付き物の“取引先・顧客・地域住民”とのトラブル対応
第6章 回収できなければ即倒産もありうる“債権”問題の対応
第7章 企業の永続はトラブル対応力にかかっている
著者等紹介
澤田和也[サワダカズヤ]
弁護士。馬場・澤田法律事務所所属。昭和58年慶應義塾大学法学部卒、平成4年に弁護士登録。ハワイ大学ロースクール客員研究員を務め、平成17年から27年まで慶應義塾大学法務研究科(法科大学院)の教授となった(平成28年から復職予定)。平成21年から23年までは、東京弁護士会民事介入暴力対策特別委員会委員長も務めた。ロースクールで教鞭をとるかたわら、企業や個人の紛争処理、倒産処理や企業再生を多数取り扱ってきた。債権回収、暴力対策、企業法務実務など、企業法務に関する幅広いテーマで著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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