内容説明
土木作業員、営業マン、ウエイター…どこにもなじめず職を転々とした僕が「農業×福祉×IT」の社長になった!障害を乗り越え“自分の居場所”を見つけるまで。
目次
1 学校にも社会にも“居場所”がない。発達障害の生きづらさ
2 「人と違うことはすばらしい!」父の一言で、“障害”が“才能”に変わると気づく
3 「自分と同じ境遇の人を助けたい!」発達障害児を支援するIT会社を設立
4 発達障害児支援施設向け運営管理システムを開発。業界トップシェアを達成
5 農業×福祉×ITという新たなフィールドへ。6次産業で障害者が活躍できる場をつくる
6 発達障害だからIT社長になれた。自分の特性を活かせば“居場所”は必ず見つけられる
著者等紹介
齋藤秀一[サイトウシュウイチ]
株式会社ネットアーツ代表取締役。株式会社まなぶ取締役会長。株式会社ココトモファーム代表取締役。不登校だった少年時代を過ごし、社会人になってからは自分の居場所を見つけられず転職を繰り返すも、自身の特性が特技になることに気づき、2001年にITシステム開発会社の株式会社ネットアーツを創業。全国4500以上の児童発達支援・放課後等デイサービス事業者などに施設運営システムHUG(ハグ)を提供。さらに2015年には自ら障害福祉施設を運営する会社の株式会社まなぶを創業し、愛知県西尾市で放課後等デイサービスココトモを8施設運営。こうしたITと障害者支援の自社ノウハウを活かし、2019年に愛知県犬山市で農業と福祉を連携するための農業法人・株式会社ココトモファームを創業する。ココトモファームでは「ココでトモだちになろう」をテーマに、自社栽培した米を使用した米粉100%グルテンフリーのバウムクーへンを製造・販売。農業と福祉、工業、商業を連携させ、生産から販売までの一貫したものづくりを通して、誰ひとり取り残さない社会創りを目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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