内容説明
「介護は人の役に立つ夢のある仕事」という信念のもと業界トップクラスの高収入を実現させた起業家が描く理想の福祉社会とは―。重度障害や難病があっても“自宅で暮らす”を当たり前の選択にするために重度訪問介護サービスの全国展開に挑んだある社会起業家の軌跡。
目次
プロローグ 本当の強さを求めて―福祉の道へ
第1章 重度障害者の介護へ 目の当たりにした過酷な現実
第2章 国の制度ができてもサービスが受けられない 働き手不足の重度訪問介護
第3章 誰もやらないなら自分でやるしかない 重度障害者で自宅で過ごせる介護事業を立ち上げる
第4章 利益の出る仕組みをつくり、従業員には高い給料を支払うことでサービス品質を高める 「福祉は清貧であれ」という業界の常識を覆す
第5章 会社を成長させることが社会課題を解決する 必要な人が必要な介護を受けられる社会を目指して
著者等紹介
高浜敏之[タカハマトシユキ]
1972年生まれ、東京都出身。慶應義塾大学文学部哲学科卒。大学卒業後、介護福祉社会運転の世界へ。自立障害者の介助者、障害者運動、ホームレス支援活動を経て、介護系ベンチャー企業の立ち上げに参加。デイサービスの管理者、事業統括、新規事業の企画立案、エリア開発などを経験。2020年8月に株式会社土屋を起業。代表取締役兼CEOに就任。2023年1月には、重度障害者を24時間在宅で支援する重度訪問介護事業所「ホームケア土屋」を全国47都道府県に広げる。ALSなどの難病や重度の障害があっても、望む地域で望む人と安心して暮らせる社会の実現を目指し、日々奔走している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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