内容説明
誰でも医者になることができた時代のお話です。舞台は「近代医学」到来前の江戸時代。現役の臨床医である著者が、思わず笑いだす話、奇妙な話、怖い話、現代でも役立つ話を医療の歴史とともに紹介します。
目次
第1章 江戸時代の社会と医療
第2章 江戸時代の医師の実態
第3章 江戸時代の名医列伝
第4章 江戸時代の著名人のカルテ
第5章 「ヤブ医者」の登場
第6章 落語に見る江戸の町医者たち
第7章 古川柳からうかがう町医者の世界
第8章 古典文芸からうかがう江戸の病い
第9章 江戸時代の医薬さまざま
第10章 西洋医学の伝来と興隆
著者等紹介
笠原浩[カサハラヒロシ]
1937年群馬県生まれ。東京医科歯科大学歯学部卒業。代々木病院歯科口腔外科医長を経て、松本歯科大学小児歯科学講座助教授、同障害者歯科学講座教授、同病院長、ロンドン大学(UCL)客員教授、長野県医療審議会会長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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