サイレントキラー―血圧が１２０を超えたら読む本

尾〓 聡【著】

幻冬舎メディアコンサルティング（2021/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 219p／高さ 19cm
• 商品コード 9784344932050
• NDC分類 493.25
• Cコード C0047

内容説明

クモ膜下出血、脳出血、脳梗塞…高血圧を放置すると突然死を招く「脳血管疾患」を引き起こす！？早死にしないために知るべき「血圧コントロール術」。

目次

第１章　検診で「１２０」を超えたら早死に予備軍！？高血圧が突然死を招く脳血管疾患を引き起こす（若者の脳疾患リスクは年々高まっている！？；将来の脳疾患リスクを確実に上げる「高血圧」　ほか）
第２章　なぜ脳血管疾患が起こるのか―高血圧は「血管の質」を落とす（血圧とは、血流が動脈を押す力；血圧の値は２つある　ほか）
第３章　脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血…脳にダメージを与え突然死を招く脳血管疾患（脳にダメージを及ぼす６つのリスク―高血圧、内臓脂肪、脂質異常、高血糖、喫煙、無呼吸；家族歴がある人はいっそうの注意を　ほか）
第４章　高血圧の影響は仕事にも！？血圧のコントロール不良は脳のパフォーマンスを低下させる（信じられない勘違い、ど忘れ、思考停止…これも高血圧のせい？；知らない間に脳卒中を起こしている！？　ほか）
第５章　絶対に早死にしたくない！突然死を防ぐ血圧コントロール術（食事編―普段、どのくらい塩分を摂っている？；運動編―血圧対策に良いのは、有酸素？無酸素？　ほか）

著者等紹介

尾〓聡［オザキサトシ］
１９９５年山口大学医学部卒。市立岸和田市民病院、国立下関病院、脳神経外科東横浜病院、水戸協同病院、横浜新都市脳神経外科病院に勤務。横浜新都市脳神経外科病院では脳神経外科部長を務める。２０１４年にえびな脳神経外科開院に伴い院長に就任。日本脳神経外科学会専門医、日本脳神経血管内治療学会専門医、日本脳卒中学会専門医（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[naruo_homewood]

脳内出血の家系なので、脳ドックを受けるなど、ずっと気にしていました。最近、歳と共に血圧も高くなってきていて心配になっていたので、本屋で見つけて買ってしまいました。内容はとても良くて、難しくもなく、すんなり理解できました。樺沢紫苑さんのブレインメンタル強化大全に書かれていることと一致してますね。これからは、食事や運動といった生活習慣を改善して、定期的に血圧を測るようにしたいと思います。

2021/03/31

[ぱぱちん]

ここ数年どんどん血圧が上がってきて、健康診断で指摘され続けている。そんなときにこの本が目に留まった。確かに高血圧は自覚症状がないからサイレントキラーと呼ばれているのはわかってる。しかし、最初は脳の仕組みばかり詳しく説明されるので血圧と脳の関係がわからなかったが、結局次のような関連となる。血圧があがる→血管が損傷を受ける。→一番損傷を受けて問題になるのが脳の血管である。→血管が破裂する→脳梗塞などの重要な症状となる。読んでいて恐ろしくなった。やっぱり日ごろの食事制限と適度な運動が大事。気を付けよう！

2021/04/15