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出版社内容情報
過疎の村で自給自足の生活を営む共同体『緑の矢』。16歳の紗矢は、植物の生育を促し守護するという特殊な能力ゆえに、実質的な中心人物だった。が、「自己啓発」の研究で名を成した緒方柊一らによって、『緑の矢』は襲撃され、紗矢は連れ去られてしまう?緒方の悪魔的野望のために!!
過疎の村で自給自足の生活を営む共同体『緑の矢』。中心的存在は16歳の四条紗矢。癒しの力をもっていた。そして彼女を守護するのは18歳の響。実は紗矢は異星から飛来した生物で、地球生物の進化の鍵を握っていた。
内容説明
東北地方の山あいに、世を捨て、自給自足の平和な生活を営む『緑の矢』という共同体があった。指導者・四条隆之には二人の養子がおり、響は武術に秀で、16歳の紗矢は、植物の生育を促し守護するという特殊な能力ゆえに、共同体の実質的な中心人物でもあった。だがある年、山ひとつ隔てた里に、巨大な白亜の建物ができた。「自己啓発」の研究で名を成した緒方柊一のセミナーのための物で、若者たちが大勢集まってくるが、洗脳された彼らによって『緑の矢』は襲撃され、紗矢が連れ去られてしまう―緒方の悪魔的な野望のために。