内容説明
6年前の出来事をきっかけに心の奥へしまい込んでいた感情を、彼は私に思い出させてくれた(「栗に願いを」)。何の変化もない私の日々が、突如現れた彼によって動き出した(「マホウノキウイ」)。彼女がいちごのタルトを頼むたび、僕はあの切ない恋を思い出す(「名残いちご」)。ほか、全5編を収録。
著者等紹介
牧原智子[マキハラトモコ]
兵庫県宝塚市出身。武庫川女子大学を卒業後、広告代理店に入社。退社後、FMラジオの番組制作を23年間担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。