内容説明
「人生、山あり谷あり」とはよく言うが、谷の底に立たされると、もう自分はここから抜け出せないのではないかと思ってしまう。だから絶望にさいなまれる。だがやはり谷も前に進めば、きっと上り坂があって、そこを懸命に上れば、前よりはきっといいことがある。それを信じて生き続けることが大事なのだ。何度転んだって、破産したって決して諦めない。激動の人生を歩んだ経営者、不退転の軌跡。
目次
第1章 貧しき時代を生き延びて―終戦、そして戦後へ(台湾に生まれ八歳で日本へ;貧しさの中を懸命に生きる)
第2章 独身時代、青春を謳歌する―日本復興の熱気の中で(社会の荒波に揉まれて;神戸の街に誘われて;千葉工場での日々;新しい家族と共に)
第3章 帰郷、営業マン走る!―高度成長期の時代と共に(初めての営業;岩田屋伊勢丹・外商部;事典を抱えて島を巡る)
第4章 七転び八起きの経営者人生―平成の荒波に浮き沈み(経営者人生はいばらの道;起死回生への挑戦;経営への再チャレンジ;熊本復興に力を尽くす)
著者等紹介
阿南攻[アナンオサム]
昭和12(1937)年、台湾で生まれる。8歳のときに家族で引き揚げ。母の故郷の熊本県八代郡野津村(現・氷川町)などで貧しい生活を送りながら、昭和28(1953)年、竜北中学校を卒業。中学時代に父を亡くし、家族を養うため就職。近江絹絲紡績株式会社(現・オーミケンシ株式会社)、川崎製鉄株式会社(現・JFEスチール株式会社)などに勤務。昭和46(1971)年に熊本に戻り、主に営業職として化粧品、地図広告、百貨店の外商、百科事典などの販売を経験。その後、昭和57(1982)年に建設会社を設立。しかし会社の資金を持ち逃げされるなどのトラブルに見舞われ、一時は日雇い労働者となったものの、再び這い上がって平成8(1996)年に「株式会社太平瓦工業」を設立。熊本地震の際には復興に尽力。平成29(2017)年、80歳を迎えて引退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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