内容説明
物心ついたときから、フィンランドが好きだった。「ムーミン」を見てすぐに虜になった幼稚園のころ。サンタクロースになりたかった小学生時代。「個性」を尊重する教育思想、「しっかり休んでしっかり働く」ライフスタイル、世界第一位(2018年時点)の国民幸福度…。長い休みができて決めた。「いま、行こう。フィンランド」。言葉も話せない、知人もいない、だけど憧れのフィンランドへ!マイナス10度が気持ちいい。満ち足りた特別な6日間の旅。
目次
1 旅立ち
2 いざ―2月21日(Wed)
3 Second Hand―2月22日(Thu)
4 恋しい母国語―2月23日(Fri)
5 初めての土曜日―2月24日(Sat)
6 エスポー―2月25日(Sun)
7 ラストダンスはしあわせをのせて―2月26日(Mon)
著者等紹介
星成美[ホシナルミ]
1994年生まれ、埼玉県出身。小学生の頃から服に興味を持ち、高校では服飾デザインについて学ぶ。より広い分野のデザインを知りたくなり、その後はグラフィックデザインについて学ぶ。専門学校卒業後、広告制作会社にてグラフィックデザイナーとして勤務。アクリルガッシュ、色鉛筆のイラストレーションを得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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bianca
35
なんか若さ爆発の旅行記。英語も得意ではなく、ひとり旅も初めてなのだが、2月に長い休みが取れて、何となく好きだったフィンランド旅行を決めた作者。自分も同じような場所を旅しているものの、冬ということもあって全く違うものを見ているのが羨ましかった…けど-15℃の中、公共交通機関も使わず歩き回ったりは自分には出来ない…。食事の前後にも気になったカフェなどで色々食べているけど、自分には出来ない(笑)お腹がいっぱいでエロマンガ(ベーカリーです)行きも諦めたのが悔やまれる。とにかく無理が利く若さって素晴らしいと思った。2019/08/11
kei
16
図書館でかわいい表紙に北欧の旅エッセイということで手に取ったんですが…ケータイ小説(←読んだことないけど)風 旅エッセイというのでしょうか、Twitterの文章をつなげていったような文章が160頁ほど続きます。(著者は1994年生まれ、ジェネレーションギャップですね。。)お友達の話を聞く感じで読めば面白いのかな?字は小さく文章量は多くても「尊い」とか「言うても」とか、旅エッセイにしては情報がまとめられてるわけでもなく、なかなか脳に入ってこない文章だなと思っていたら、2019/05/20
ganesha
2
「英語が話せるわけでもなくて、一人で旅行することも初めてで、本を書くのも初めて」という94年生まれのグラフィックデザイナーによる、冬のヘルシンキ旅行記。「外観だけでも、物語が始まりそうなくらい素敵」なヨハネス教会など多くの教会や美術館に興味をひかれつつ読了。リンゴンって言いたくなるなる。2024/04/24
西瓜糖
1
この内容の薄さとつたない文章で本になってしまうというのが衝撃すぎて、幻冬社の編集部、大丈夫か?と心配になったのですが、自費出版らしいということで、納得です。この著者への個人的な興味がまったくないので、好きな音楽や家族についてダラダラ書かれても、それが何か?としか思えません。一週間にも満たないヘルシンキ歩きで日本人を恋しがるレベルで、どれだけ旅慣れてないのか…だったらツアーにしなよ…英語さえおぼつかないのにも唖然です。タイトルから骨太の紀行文を期待したら、まったくの期待外れで、残念でした。2019/08/07
なおバズ
1
友人からのおススメの一冊♪ムーミン、北欧雑貨、雪が大好きな私にはワクワクが止まらない本です!やっぱり想像以上に寒いみたいですね笑 町並みや、聖堂や美術館の綺麗さが伝わってきますし、言葉も分からないなか、お一人で旅されて読んでるほうも心配でしたがすごく楽しそうで、情熱があるって素敵です!私もいつかフィンランドを訪れてみたいのでその前には再読しようと思ってます♪2019/05/02