内容説明
うつ病、統合失調症、発達障害…次々と細分化され、症状も治療もバラバラ。人々を苦しめる心の病とは何なのか―。臨床経験50年のベテラン医師がたどり着いた答え。最新の薬、治療、診断が解き明かす、精神病の“本当”の正体―。
目次
第1章 精神医学の常識は、100年前から変わらない
第2章 多様な症状と次々につけられていく病名。古い常識が精神病を正体不明にする
第3章 進む「薬の巣一化」に隠されたヒント―多様に見える精神病も根は一つ
第4章 「精神に異常がある」とはどういうことか―人間の「五感」「感受性」を手がかりに突き詰めていく
第5章 感覚器官の発達段階に潜む「正常」と「異常」の境界―突き止めた「精神病」の正体
第6章 100年前の“常識”が覆れば、すべての患者、医師が「精神病」から解放される
著者等紹介
大塚明彦[オオツカアキヒコ]
医学博士。医療法人社団明萌会大塚クリニック名誉院長、千葉先端精神医学研究所所長。精神保健指定医。1966年に千葉大学医学部卒業後、千葉大学医学部附属病院精神科神経科に入局。1971年千葉大学大学院にて医学博士取得。同仁会木更津病院、千葉県精神保健センターを経て、1983年に大塚クリニックを開設し、院長に就任。日本精神神経学会専門医。公益社団法人日本精神神経科診療所協会監事。日本外来臨床精神医学会副理事長。日本外来精神医療学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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akiᵕ̈
Koji Takahashi
鈴木双葉(全日本目が死んでる団団長)
ていのすこ
Asakura Arata