内容説明
箱入りでちょっと世間知らずな近江佑樹は、知人・五百川の同僚である十和田繁之が苦手でどうしてもうまく話せない。しかし、五百川から十和田はゲイの遊び人だから近寄らないように、と釘をさされたことがきっかけで自分の恋心に気付いてしまう。それ以来十和田に自分と遊んでほしいと思うようになるが、恋愛未経験の佑樹にはどうしていいのかわからなくて…。
目次
一夜妻になれたら
懐かしい庭
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アネキ
13
おっと(~_~;)健気受け臭がしたので狩ってみたら・・・なんとシリーズスピンだったという☆でもこの①冊でも楽しめます❤浮世離れした受けちゃまは大好物なので結構おいしくいただきました☆ただ、もうちょっとだけ攻め様がひどい奴だったらよかったのに・・・・(>_<)遊び人といいつつ、意外と受けちゃまひとりに絞るのが早すぎでしたけどwwwwwwwwwwwwwwwww結局お互い一目惚れとかいう展開だった模様wwww受けちゃまの思考回路は終始オイラのツボでした❤・・・・父親に一言謝らせたかったな・・・(~_~メ)2013/01/21
祐@暫しお休み中
9
気が向いたら買うのでシリーズ通しては読んでないのですが問題なく。佑樹が本当に箱入り無垢でどうなるのかと思ったけど、拙いアプローチが可愛くて和んだなあ。健気さにちょっぴり頑固さがあるのも良いアクセント。五百川さんのおかげで遊び人のわりに意外と十和田が踏ん張ってたのも良かった。というか十和田さん、最初に感じた印象と随分違ったなー苦笑。もうちょい紳士っぽさと遊び人なところが同居してんのかと思ったらけっこう小狡くて普通の人だったwあと五百川さんのむっちゃいい笑顔が気になるwサラッと読める話でした。2013/01/21
とも*
8
「これが最初で最後の恋かもしれない」と、なんとか遊び人十和田に「遊んで」もらおうとする佑樹の涙ぐましいどこか抜けてる努力が微笑ましかった。 十和田の方は五百川が怖いから全力で逃げるんだけれど元々好みど真ん中なだけに初心な佑樹の誘惑に度々よろめきそうになるのが楽しくていいし、十和田が心決めてからは潔くって好きだな。 最後、五百川に釘を刺されて焦ってる所には思わす笑ってしまったけれど。 覆面君達とか脇キャラも気になったのでシリーズ機会があれば読んで見たいかも。 ただ、初っ端の「安心」間違いに脱力…心配だろー2013/01/28
usamomo
8
ホント箱入りでどうなるのか?と心配というかもどかしさが前半ありましたが、後半は面白かったですね。何よりもやっぱり受けの保護者と言い募るだけある五百川がいい!そして書き下ろしの十和田のおじいちゃんの語りもちょっと良かったです。2013/01/20
はなちゃん630@読メうどん部員☆
6
遊び人攻×箱入り超世間知らず受☆花嫁シリーズ(?)のスピン。黒崎さん、個人的に当たり外れの大きい作家さんなのですが、今回はハズレました。攻もですが、特に受の性格にイラッとさせられて、どちらにも感情移入できず、中盤まで読むのが難航(ーー;)後半は一気にお話が進むのでサラッと読めました。主人公達よりも脇の五百川さんが良かったです(*^_^*)2013/03/17
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