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内容説明
人間を無差別に攻撃する「全自動虐殺機械群」(アトロハード)によって、人類が滅亡へと向かう時代。敵を倒すため作られた有機系生命体ロボット「スティーリィ」に抜擢された十五歳の新堂善騎は、熾烈な戦いで心も体も限界まで消耗する日々を送っていた。そんな中、大規模な敵の襲来を予感した善騎は―!?逃れられない運命を前にした善騎に、果たして未来はあるのか。
著者等紹介
片理誠[ヘンリマコト]
東京都出身。駒澤大学文学部卒業。第5回日本SF新人賞にて、SFミステリー長編『終末の海・韜晦の箱船』が佳作入選。2005年3月に同作品を改題した「終末の海 Mysterious Ark」(徳間書店)にて、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
56
冒険ものとしては楽しめましたが、狐の正体とかもろばれなのに思いつかない主人公って・・・。2017/08/12
春風
2
ラノベというよりは優れたジュヴナイルSFの読後感。人間の脳を取り出して生体兵器に移植、といういくらでもグロテスクにできる設定なのにそのあたりの表現が抑えめなのは作者の人徳か。登場人物の感情の変化がやや唐突でついていきにくいのが玉に瑕。2012/02/05
タケミチ
0
主人公が基本的に受動的なため、ストーリーの方向性が見えにくくなっている感じはあったものの、現代のジュブナイルSFっぽくて、なかなか良い感じでした。2014/06/29
tau
0
上巻から続けて一気に読了。勢いで読めた。が、キャラクターの設定、そこから産まれる感情がイマイチ唐突と言うか、隠し持ってた設定をぽんっと出してこられて、だからこうでした。っていうのがイマイチ上手くいってない感じが残念。一兵卒としてもっとグダグダになるのか、それとも力のある主人公として振る舞うのかがちょっと中途半端だった気がする。とは言え、重くならず爽やかな読後感でこれはこれで良かったのかなー。って気になるし、なんて言うか荒削りだけど面白かった。2012/02/04
こんこん
0
意外に前向きで力強い結末。キャラを増やした、というのは痛し痒しかなあ……2012/01/27