内容説明
持続可能な経営ができてこそ地域を支える存在になれる。深刻さを増す「人手不足倒産」の現実―業務効率化で現状を改善し収益の多様化で将来の変化に備える。地域に貢献し、人々のよりどころとなる令和型介護福祉事業のあるべき姿とは。
目次
第1章 ニーズはあるのに施設が回らない… 深刻さを増す介護福祉事業の「人手不足倒産」(プロローグ~経営を始めた介護福祉事業者が持っている「宝」;2024年は過去最多…急増する介護事業者の倒産 ほか)
第2章 持続可能な経営ができてこそ、地域を支える力になれる 「福祉の人」に求められる「守り」と「攻め」の経営者思考(福祉が好きな経営者ほど「ビジネス思考」が不足しがち;介護事業には「福祉の心」と「経営思考・スキル」の両立が必要 ほか)
第3章 効率化と人材確保を軸に働きやすい環境をつくる 現状の業務改善に着目した「守り」の経営(本業で利益を出す、会社を存続させるための「守り」の経営;【赤字の原因究明と対策】年間3000万円の赤字を解消し、丸2年で黒字化 ほか)
第4章 複数法人体制構築、多角化で強さと安定を確保する 持続的な成長を見据えた「攻め」の経営(第2第3の事業の柱をつくる「多角化」で経営を強化する;新たな制度「介護医療院」 ほか)
第5章 地域とつながり仲間とともに― 令和型福祉経営の未来像(情報を制する者が経営を制する;同業者は蹴落とす敵ではなく、支えあいともに成長していく仲間 ほか)
著者等紹介
池田浩行[イケダヒロユキ]
2000年に福岡市で障がい者支援施設サンハウスを開設。以後、福祉事業経営者として社会福祉分野で多様な取り組みを展開。2004年、著書『ISOを取ろう!社会福祉施設でのISOの取り方教えます』(メディカルレビュー社)を出版。2016年、社会福祉法人未来クリエイト理事長就任。2025年、福祉系アプリ開発を手掛けるロジカルソフト株式会社を設立、同社アプリシステムが特許を取得。現在はネパール・カトマンズ市で介護専門学校設立に尽力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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